カテゴリ:書評・映画評( 233 )

2015年 04月 30日
ブログがうまく書けない人に絶賛おすすめしたい超良書!「人気ブログの作り方」
これはすごい!ブログやっているけど思うように更新できないとか、
ブログ書いているんだけど、なんかこううまくいかないと思っている人は絶賛おすすめします。
「人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術 [Kindle版]」かん吉著。
なんと電子書籍で280円!

今朝、ネットで見て、目次見てこれは良書の予感がし、即効購入して、
弘前~大館~秋田のローカル電車3時間の旅の間の1時間ぐらいで、
おもしろくてためになるのであっという間にスマホで読めた。
これマジでおすすめです。

特に私が読んだ中で素晴らしい!まさに!と思ったことは3点。

1:毎日更新しなきゃダメ
私が講義でもブログでも口すっぱくいっている毎日更新する意義を、
この方も強調されていた。
ほんとその通りなんです。
でもすぐこう言い訳や反論をしてくる人がいるんです。

質の低い記事を無理やり上げるより、
更新頻度を下げても質のいい記事を上げるべきだ。

バカヤロー!
毎日書けない人間に質のいい記事が書けるかボケ。
いやこれまで3年以上毎日更新していた人が、
「ちょっと2日に1度にして質を上げるか」というならわかるけど、
毎日書いたことのない人間がたまに質のいい記事は基本的に書けない。

この本で傑作だったのは「記事の質が落ちるから、
ブログの毎日更新は必要ないと反論してくる人で、
ブログで成功した人は見たことがない」といったような記述が書かれていたこと。
まさに!
ブログで成功している人の多くは毎日更新しろって言っているように思う。

またこの本で傑作だったのが「読者にとってあなたが忙しいかなんてどうでもいい」
という文面。
笑う!まさにその通り!
みんな忙しいの。
忙しくない人はこの世にほとんどいないの。
忙しい忙しいなんて言ってないで作業や仕事の効率化をはかり、
時間を作ってブログ書け!って話。
忙しい、時間がないアピールは単にやる気がないだけに過ぎない。

本書ではこんなことも書かれている。
「ブログ書き始めて1ヵ月ぐらいするとネタがなくなってくるけど、
ネタがなくなってきたところでどう絞り出すかでいい記事が出てくる」
といった指摘。確かにそうかも。

がんばってブログ毎日更新した方がいい。
本書を読んでより確信した。

2:SEO対策よりSNS対策の方がはるかに重要
未だにSEO対策ばかり重視して、記事が読みくくなるだけの、
目次ができるプラグインとか入れて大喜びしているバカが多くて困る。
あのー読みにくくしてまでSEO対策してどうすんの?
そういの、本末転倒っていうの。

本書ではSNSの流行により、ブログの流入が、
SEOメインではなくSNSメインになったことを解説し、
SEO対策にやっきになるよりもSNSからいかにブログ流入をはかるか、
その重要性を説いている。

SEO対策は無駄とはいわないし、ある程度は必要だと私は思う。
でもね、ほんと今はSNSからブログを見てもらえる可能性が非常に高い。
読みにくくなるのにSEOのためにいいとかいうアホなことやる暇あったら、
いかにSNSでブログを拡散してもらえるか、その文言を工夫しろって話。
SEOよりSNS。
これは肝に銘じておきたい。

3:当たりさわりのないつまらん記事書くな!
どうしてもブログ書き始めるとこのワナにはまってしまう人が実に多い。
ネットで批判されると困るから。炎上したらどうしよう。
リアルな人から批判受けたらどうしよう?
こんなこと書いたら仕事減るかも?
あの客が怒るかも。あの取引先が怒るかも……。

そうやってやたら気にしすぎて書いた文章がおもしろいか?
おもしろいわけがない。
おもしろくないなら書く意味はない。

本書では「AもBもいいですね!」みたいな記事ではなく、
「私はAがいい!」とはっきり書けと指摘する。
その結果「Bがいいという人9人に嫌われたとしても、
Aがいいという人1人に熱烈に気に入られた方が絶対にいい」と説く。

もういい加減、ネットでいい子ぶりっ子するのやめた方がいい。
変に他者を気にしすぎるのはやめた方がいい。
当たりさわりのない個人ブログなんて読む価値のないクズ。
たとえ何かをバッサリ切ったとしても、
これは私が好き!とはっきり書いた方が、
結果的には熱烈なファンを獲得でき、
ブランディング的にも仕事的にもプラスになると思う。
それは私を見ていただければわかるだろう。

優等生的にブログ書いている人が伸び悩んでしまうのはここを踏ん切れないから。
この壁を突破できない限り、結局単なるいい人で終わってしまい、
印象にも残らないし、ファンもつかないし、
たいした成果を上げられずに終わってしまうだろう。

以上、特に私が共感した点を3点、私の思うまま解説したけど、
その他にもほんとまさに!というブログのヒントがいっぱい書かれている。
またこの手のブログ術本にしては珍しく、
「ブログでアフィリエイトをやってはいけない理由」という話も書いている。
単にアクセス数稼いでアフィリエイトや広告で稼ぐことを勧めていない点もいい。

ブログスランプに陥っている方、ぜひ読んでみるといい。
久々に痛快な本に出会った。

しかしまあなんとこの本。
大手出版社に企画出したんだけどボツったそうな。
ところがアマゾンでバカ売れのよう。
まったく、過去どれだけその著者の本が売れたか、
書店のデータ見て、それでしか出版の判断ができない、
腐った出版社や編集者はどんどん出版不況で淘汰され、
実力のある著者が自分で電子書籍で出版するという流れになりそうだ。

この本、マジでおすすめです。

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by kasakoblog | 2015-04-30 23:35 | 書評・映画評
2015年 04月 27日
これはおもしろい!書評「株価暴落」池井戸潤著
池井戸潤作品はおもしろい!
「株価暴落」もむちゃくちゃおもしろいのでぜひ勧めたい一冊。

株価暴落というと金融・経済小説みたいに思えるけど、
題材はどちらかというと不祥事企業が題材。
不祥事企業に対するそれぞれの登場人物の思惑が複雑に絡み合い、
ネタバレになるので詳しくは書かないけど、
犯人をめぐる捜査やその結末も読み応えあり!

一方で池井戸潤作品らしく銀行も登場。
銀行内の内部権力闘争が不振企業の融資可否に関わってくる様も、
半沢直樹を彷彿とさせる感じもあっておもしろい。

とにかくこの小説、めっちゃおもしろいので、
ぜひ読んでみてください!

「株価暴落」池井戸潤著

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by kasakoblog | 2015-04-27 16:39 | 書評・映画評
2015年 04月 27日
書評「架空通貨」池井戸潤著
そこそこおもしろいけど、みなさんぜひ読んでください!
とまでは言えない程度の本。
暇つぶしには最適。

ネタバレ注意

大企業の城下町で架空通貨を発行し、
計画倒産するみたいな話にやや現実味に欠ける。
前半はややスローペースで展開が遅い。
後半になって、展開が早くなると、
先を読み進めたくなる感じ。
加賀翔子の壮大なる復讐劇という思わぬ展開はおもしろかった。
ただなんというか全体的に現実味がないところが、
やや不満だったかなという気がする。
主人公が何でも解決してしまうキャラでもなさそうなのに、
えらく頼もしいのもやや不自然かなと。

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by kasakoblog | 2015-04-27 16:32 | 書評・映画評
2015年 04月 27日
書評「民主」池井戸潤著
池井戸作品にほとんどハズレはないけど、これはイマイチだった。

ネタバレ注意

まずあんまりあり得ない設定に現実感がない。
首相と首相の息子の意識だけが入れ替わるというもの。
犯人探しもいまいち。
ただそれぞれが立場を入れ替えることで、
言いたいこと言って、逆に現実がうまくいく!
みたいな部分がおもしろかったのに、
そんな風におもしろくなった途端、元に戻ってしまって終了。

だったらはじめから入れ替わっている設定で、
入れ替わった首相の息子が政治を変えていく物語とかにしてくれれば、
きっとおもしろかったのになと思う。

残念な作品だった。

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by kasakoblog | 2015-04-27 16:25 | 書評・映画評
2015年 03月 25日
超おもしろいおすすめ小説!「ルーズヴェルト・ゲーム」池井戸潤著
この小説マジでおもしろい!
最近いろんな小説読みましたが、これほど爽快・傑作なものはない!
ぜひまだ読んでない人がいたらおすすめします。
池井戸潤著「ルーズヴェルト・ゲーム」。

池井戸潤といえばご存知、ドラマ「半沢直樹」の原作となった人。
この方、かなり何冊も小説出しているのですが、
ほとんど外れなく、だいたいおもしろいです。

10冊ぐらいは池井戸作品読んで、
直近では「架空通貨」ってのも読んで、
まあまあおもしろかったんだけど、
でも絶賛おすすめしたいのはこの「ルーズヴェルト・ゲーム」。

社会人野球チームが題材なのですが、
野球一辺倒の話ではありません。
池井戸作品の多くに共通する、
銀行も出てきて、企業も出てきて、
特に企業内部の人間模様や、
外部環境に翻弄されながら生きる企業人の生きざまが、
この本の中心であり、そこにうま~く、
野球チームも加えてあるといった感じです。

小説なので実用性があるわけではありませんが、
おもしろい小説ってものすごくコストパフォーマンスがよく、
かつ他人の予定とかにも左右されず、
自己完結でき、かつ移動時間を有効活用できるエンターテイメントとして、
ぜひ楽しまれるとよいと思います。
実用性はないとはいったけど、
池井戸作品は社会勉強になる部分はものすごくあります。
ぜひ読んでみてください。

・「ルーズヴェルト・ゲーム」池井戸潤著

私が読んだ池井戸作品の中でおすすめの本
下町ロケット
鉄の骨
空飛ぶタイヤ
七つの会議

<お知らせ>
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・4/3(金)京都(13:30-15:30)
定員18名、予約10名。
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・4/16(木)宇都宮(15:00-17:00)
定員12名、予約8名。
http://kasakoblog.exblog.jp/22825084/

・4/18(土)大阪(14:30-16:30)
定員20名→40名に変更(大きな会議室に変更)。予約27名。
http://kasakoblog.exblog.jp/22820592/

・4/19(日)岡山(9:30-11:30)
定員14名、予約8名。
http://kasakoblog.exblog.jp/22832966/

・4/24(金)大分中津(13:00-15:00)
定員12名。満席
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・4/25(土)福岡(14:30-16:30)
定員20名、予約17名。
http://kasakoblog.exblog.jp/22820596/

・4/30(木)秋田(14:30-16:30)
定員10名。予約6名。
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・5/15(金)名古屋(19:00-21:00)
定員40名、予約7名。
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by kasakoblog | 2015-03-25 21:33 | 書評・映画評
2015年 03月 05日
風に立つライオン
さだまさし著の小説「風に立つライオン」 (幻冬舎文庫) 。
今度映画化されるということで先に文庫で読みました。
すごい高レビューで期待して読みましたが、
前半はいったいこの物語がどこへ行くのか不明で、
しかもストーリーにあまり関係のない病気やアフリカの詳細が書かれていて
正直ものすごく読むのがかったるかったのですが、
後半から一挙に物語が展開し、いままでかったるかった前半の伏線話が
一つになっていく感じで、後半は一挙に読めました。
これはきっと映画にしたらすごそう!
映画に期待。

ちなみにさだまさしさんが歌う同タイトルの曲もあり、
めちゃめちゃ名曲です!!

・小説「風に立つライオン」 (幻冬舎文庫)

・itunes_store:風に立つライオン

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3/19仙台、3/22郡山、4/3京都、4/16宇都宮、4/18大阪、
4/19岡山、4/24大分、4/25福岡、4/30秋田は決定。
名古屋は5月で検討、札幌は6月で検討。網走は7/10で検討。
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by kasakoblog | 2015-03-05 18:57 | 書評・映画評
2015年 02月 15日
独立してやってしまいがちな罠への対処法が書いてある素晴らしい本!井ノ上陽一著本
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「フリーランスのための一生仕事に困らない本」井ノ上陽一著

この本、素晴らしいです!
タイトルはやや大げさなので購入を迷ったものの、
中身は実に素晴らしい!
フリーランスで仕事をしている方や独立を考えている方は
ぜひこの本を読んだ方がいい。

フリーランスや独立起業ってなんかかっこいいじゃないですか。
でも実際になってみて多くの人が陥るのは、

・不安だから仕事をしまくり、心も時間も余裕がない
・不安だから仕事を断れない
・特定の取引先や特定の仕事に依存し、
新しい取引先や仕事が広がらない
・仕事を得るために、自分を安売りしすぎている
・請負仕事ばかりで自分から仕事を作り出せない

といった罠ではないか。
サラリーマンは社畜と揶揄されるけど、
フリーランスになったけど家畜状態になってしまう人って結構多い。

そして思うわけです。
「こんなはずじゃなかった」

独立という不安から陥ってしまいがちな罠に対して、
この本はビシッと対処法や仕事に対するスタンスが書かれている。
はじめのページから120ページぐらいまで、
「そうそう!」ということが書かれていて、
ほぼ全ページ折り目をつけて赤線引っ張り、
重要な箇所が満載されている。

なので本を読んでもらった方が早いのだが、
重要なところだけを抜粋すると、

・ゴールは自分のやりたい仕事が無理なく継続的に入ってくる状態
・規模の拡大ではなく自分の影響力を拡大せよ
(私流にいうならセルフブランディングをせよ)
・仕事をこなすだけでは未来は見えない
・稼いだら貯めるのではなく、自分や事業に投資もせよ
・しっかり休め
・リスク回避のために仕事や取引先を分散せよ
・教える仕事も視野にいれる
・やりたくない仕事はするな
・ブログで発信し「自分メディア」をつくれ
・アクセスが伸びなくてもまず1年やれ
・好かれるのと同時に嫌われることも大事

などなど、これぞ!まさに!ということがたくさん書かれていて、
その理由もしっかり解説されている。

ただ内容的に少し残念だったのは、後半がWordPressの設定の仕方解説と、
確定申告は税理士に頼まず自分でやれ解説に割かれていて、
・WordPressの設定の仕方は別にこの本でなくても、
参考図書や参考リンク紹介するだけでよかったのではないか
・確定申告は私は税理士に頼んだほうがよいと思っているのと、
ここに書かれているだけの情報で自分で確定申告はとてもできないので、
これも参考図書や参考リンクを紹介すればよかったのではないか
という点は気になった。
むしろこの著者の方が、総務省に勤めていながら、
辞めて独立した後の実体験の苦労話や成功話に、
ページを割いてほしかったなと個人的には思う。

でもこのいらない部分を差し引いても前半書かれていることは、
ほんと素晴らしいです。
私は12年間、編プロに勤めてきたので、
いろんなフリーランスの方を見てきて、
3年前に自分も独立してフリーランスになったけど、
本書に書かれているような罠にはまって、
せっかく独立したのに仕事に追われるだけの生活をしている、
フリーランスの人がいかに多いことか。

ライターしかり、カメラマンしかり、デザイナーしかり。
自分のホームページすらなく、請負仕事だけに追われて、
楽しいのかなとか、どうやって今後、仕事をとっていくのかなとか、
どんどん価格競争に陥っちゃうよとか心配してしまう。

私も一度フリーランスで失敗した経験があるが、
独立起業に憧れるだけで、実際になってみたけど、
やりたい仕事ではなく、したくない仕事に追われて、
不安定だし、ギャラは安いし、休みも働かなくちゃならないし、
みたいになり、だったら独立しなきゃよかったんじゃない?
っていう人、結構いる。

やりたい仕事をするために、
自分の生活ペースをしっかり守るために、
価格競争に巻き込まれないためにも、
本書を読んで仕事のスタンスを考え直したい。

私から1つアドバイスするなら、
本書にも書かれていることだけど、
ブログで情報発信をすべき。
ものすごい強力な営業ツールにもなるし、
自分のしたいことを実現するツールにもなるので。

「フリーランスのための一生仕事に困らない本」井ノ上陽一著

<今後の講演予定>
・3/1、柳内啓司さんとのコラボイベント
正社員全滅時代を生き抜く!会社を辞めず、『2枚目の名刺』で
好きを仕事にするブログ術&セルフブランディング術
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=934

・4/1~かさこ塾6期生募集中(20名限定18名申し込み)
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=739

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by kasakoblog | 2015-02-15 20:33 | 書評・映画評
2014年 11月 18日
これはメチャメチャ素晴らしい本!ぜひ多くの人に読んでほしい「プチクリ!―好き=才能!」岡田斗司夫著
好きなことを仕事にして人生を楽しくしよう!と言っている私ですが、
でも「そんなもん、理想論」「才能のない私にはできない」
「好きなことを1つに絞れない」「好きなことをプロとしてやったらイヤになってしまった」
「好きを仕事にしたいけどうまくいかない」「何から始めたらいいかわからない」
といった反論がくるわけだけど、そうした反論に見事に明快に、
かつ優しく丁寧に書いてあるのがこの「プチクリ!―好き=才能!」岡田斗司夫著。

メチャメチャ素晴らしい本です!
すごいシンプルででも具体的でとってもわかりやすい。
ぜひ私のブログ読者にはぴったりの本だと思うので、ぜひ読んでほしい。

この本のいいところは、いい意味で力が抜けていること。
好きなことをプロにする必要はなく、プチでいいと説いている。
でも著者はプチでいろんなことをやってきたら、
それが仕事=お金になったという。
でもそれ一本でプロとしてやるとなると、

やりたいことをやるために作った会社なのに、
いつのまにか「やりたいこと」より
「やらねばならないこと」ばかりが増えていました

と書いてあり、それで社長をやめて、
その時その時の好きなことをやり続けている。
でもそれが結果に結びついている。

プロではなくてプチでいいので、
「この世界は甘くない!」「貧乏を覚悟しろ」「寝るな」「年に100冊本を読め」
といったようなプロがプロ志望者に言ってしまいがちな、
厳しいことに違和感を表明しているのも好感が持てる。

本書の中でも、すごくいいなと思ったポイント。

・好きなこと。それが才能。

・プロである必要はないから、好きなことを発表し、
自分が楽しみ、他人を喜ばせたらいい。

・作品の差を左右するのは才能の差ではなく、
才能を引き出せる能力の差。

・才能を引き出すには、毎日やり続けること。
大事なのは「才能」ではなく「継続」。

・なりたいなら、なりたいものを名乗ってしまえばいい。

私が講義やブログで言っていることがこの本にとってもわかりやすく、
しかも押しつけがましくなく、書かれている。

この本、素晴らしいです。
あっという間にサクッと読めるのもよいです。
2005年発売の本なのでアマゾンには中古本しかないみたいですが、
Kindle版もあるみたいなので、
この分量の少なさからいったら電子版でもそんなに読むのは苦ではないと思います。

ほんと素晴らしい良書。
ぜひ読んでみてください。

・プチクリ!―好き=才能!
・プチクリ!―好き=才能!電子版

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定員40名。現在約35名申込。
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by kasakoblog | 2014-11-18 23:24 | 書評・映画評
2014年 11月 01日
自信がない、セルフイメージが低い人にぜひ読んでほしい本「一生折れない自信のつくり方」青木仁志著
なぜこんなに素晴らしい能力があるのに、自信がないんだろう?
何も恥ずかしがることはないのに、どうして自信がないのだろう?
なぜこんなにもセルフイメージを過小に見積もるのだろう?

自信がない。セルフイメージが低い。
そんな人が意外と多いことに気づいて、すごくもったいないと思っていた。

自信持ったってぜんぜんいいのに、
自信がないせいでむしろ人生がよりうまくいかなくなってしまっている。
細かいこと気にせずやればいいのにと、背中を押している。

そんな人にいいアドバイスはないかと思って探して読んだのが、
「自信のつくり方」青木仁志著。
非常にシンプルに書かれていて読みやすく、納得できることも多いので、
ぜひ自信がない方、セルフイメージが低い方は読むといいです。

いろんなアドバイスがある中、これはもっともいい!と思ったのは、
「小さな成功を積み上げていく」という点。

自信がなくなってしまう1つの原因は、
高すぎる目標を夢見て「自分にはできない」と思ってしまうこと。

例えば「作家になりたい」と思っていても、
多くの人が「そんなのできるわけがない」と自信をなくしてしまうのは当たり前。
でも作家になるにはどうしたらいいか、小さな目標を設定していく。
極端な話、「1日1行文章を書く」みたいな目標でも、
それが積み重ねていけば、作家になれるかもしれない。

いきなり300ページの大作を書こうとするから書けない。
1行でいいから毎日書く。
1行ぐらいだったら誰でも書ける。
1行書けたら自分をほめる。
1行できたら今度はそれを2行にしてみる。
次は3行にしてみる。

そうやって簡単にできる目標を設定し、できたら目標を上げていけばいい。
これなら無理なくできるし、目標を達成したことによる自信もつく。

自信がない人ってすごいことをすぐにやろうとしすぎているのではないか。
だから自分には才能がないとか、あの人にはかなわないとか言い出す。

誰だってはじめからすごい人なんていない。
誰だってはじめからできた人なんていない。
一歩一歩できることを増やしていく。

「今日もできた!」
小さな目標でも達成感を味わえたら自信につながる。
その積み重ねを地道にやっていくと、実力もつくし自信にもつながる。

「かさこさんってすごいですね。
そんなのマネできない」と時々言われるけど、
バカやろー、1日2日でマネられてたまるかって話。
ブログ1つとっても10年以上、ほぼ毎日更新しているからこそ、
文章が早くうまく書けるようになっただけであって、
いきなりすぐに早くうまく書けたわけではない。
10年以上の積み重ねがあるからできているに過ぎない。

「かさこマガジン4」で
「一発逆転ホームランを狙うより毎日コツコツ、ヒットを重ねる人生を」
というメッセージを書いている。

1つ1つできることからやっていき、
でもそのできることで満足せず、
少しずつ自分でそのハードルを上げていく。
そうやってできることのレベルを上げていけば、
自信が持てる人生になるのではないか。

・おすすめ本「一生折れない自信のつくり方」青木仁志著


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by kasakoblog | 2014-11-01 19:29 | 書評・映画評
2014年 11月 01日
書評「前へ ! 前へ ! 前へ ! ― 足立区の落ちこぼれが、バングラデシュでおこした奇跡。」税所篤快著
19歳でバングラデシュのグラミン銀行に関わり、
20歳で貧しい村の人たちに最高水準の教育を届けるため、
DVDを使った映像授業プロジェクトを立ち上げるというすごい人。

失恋がきっかけで何かでかいことをしたいと思ったとか、
中学の時に貧しい国に井戸を掘るための資金集めをして成功したと思ったのに、
何年かして現地に行ってみると、井戸は何も使われていなかったとか、
読んだ本に感動して、著者に会うために秋田に行ってしまうとか、
行動力がハンパなく、でも動機が純粋というか単純で好感は持てる。

支援のプロジェクトもシンプルで実現可能性があり、
でもものすごく現地に役に立つという目のつけどころが素晴らしい。

ただこの手の本を読んで思うのは、
こんな素晴らしい行動力や実行力があるのなら、
はるか遠い見知らぬ国だけでなく、
日本の社会をよくするためにも力を発揮してほしいと思う。

「前へ ! 前へ ! 前へ ! ― 足立区の落ちこぼれが、バングラデシュでおこした奇跡」

<お知らせ>
・11/21金に「正社員全滅時代を生き抜く!
好きを仕事にするブログ術&セルフブランディング術」講演、サンクチュアリ出版で開催!
※かさこ塾と違い1回凝縮講義ですので、4回通うのは難しいという方はぜひ
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=884

・11/15、11/16にかさこ塾祭り開催!「かさこでいいかも」公開収録
http://kasakoblog.exblog.jp/22457253/

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by kasakoblog | 2014-11-01 18:39 | 書評・映画評