カテゴリ:金融・経済・投資( 157 )

2013年 04月 23日
最も怖いのはバブル崩壊ではなくバブルが終わらないこと
異次元の金融緩和を中心とするアベノミクスで、
株価が急騰し、円安が進行し、
マネー誌がバカ売れし、
一時は見向きもされなくなった株本コーナーが、
書店に復活し、一部では狂乱状態になっているわけだが、
でも多くの人たちは「どうせ参議院選挙まででしょ」
「バブルなんだから必ず崩壊するでしょ」と思っている。

バブルが崩壊したらそれはそれで大きな痛手になるわけだが、
株ブームでバブル狂乱とその暴落を数年前に経験した、
多くの人たちは、今は冷静に行動していると思うのだが、
実は最も怖いのは、予想通りどこかでバブルが崩壊することではなく、
このバブルが終わらないことなんじゃないかと、
最近、思い始めている。

バブルが終わらない。
例えば、日経平均が3万円になり、
不動産価格がはねあがり、
1ドル160円ぐらいになる世界。
はたしてこれは多くの人にとって素晴らしいことなのだろうか。

景気回復ではなく資産バブルに過ぎないとすれば、
いくら株価や不動産や物の値段が上がったところで、
賃金が上がるとは思えない。
株や不動産をたくさん持っている人はいいかもしれないが、
所詮、一般庶民が数十万円投資したってたかが知れている。

こうなるとせっかく年金不安、将来不安、バブル不安、会社不安から、
コツコツ貯めた預金もしくは現金の価値が、
暴落してしまう可能性がある。
バブルが崩壊してくれればいいが、
バブルが続くことの恐怖とはこのことだ。

異次元の金融緩和って、例えるなら、
成長戦略なき増資による株式の希薄化みたいなもの。
企業がたいした成長戦略もないのに、
株式を今の2倍にしますといったら、
既存の株主は激怒するはずだ。
なぜなら希薄化で暴落してしまうからだ。

でもアベノミクスの異次元の金融緩和って、
ようは現金や預金の価値を下げることに他ならない。
金融緩和してそれが新しい雇用を生むような、
新しい産業や成長産業に投資するなら、
成長した分、賃上げとか税収増とかになって、
ちゃんと国民にリターンが返ってくるわけだけど、
今の安倍政権のやっていることって、
成長戦略がないのに金をばらまいて、
現金の価値を下げてしまい、
ほらおまえら、現金や預金なんかで持っていると、
価値が半減するぞ!
さっさと株や不動産に金回さんかい!
と脅しているようなもので、
やっぱりもし本当にそうなるようだったら、
またしても世界の経済危機による大暴落のリスクを犯してでも、
株や不動産になけなしの金を注ぎ込まざるを得なくなる。

これぞまさに終わりなき資産バブルであり、
これがアベノミクスの真の狙いでもある。
リーマンショックでキャッシュイズキング(現金は王様)
であることがわかったのに、
こども銀行のごとく紙幣をばらまいて、
グレートローテーションなんてかっこいい言葉使って、
どんどんリスク資産に資金を還流させようと、
そういうことだ。

その資金を有効に活用してくれるならともかく、
金の使い道は株か不動産への投資しかなく、
どんどん株価も不動産価格も上がっていくという、
まさに20年前のバブル再来だ。
しかも恐ろしいことに異次元の緩和だ。
ある金融機関の人は「キチガイ沙汰だ」といっていた。
でもこのぐらい思い切ったことをすると、
副作用だろうが劇薬だろうが、
永遠にハイテンションのまま、
普通のテンションに戻れないという恐怖もある。

個人的には昨年仕込んだJREIT(不動産投資信託)や外貨預金は、
早いと言われようが、さっさと年初に利益確定してしまったわけだけど、
でもちょっとこのキチガイぶりは恐ろしい。

バブルが崩壊してくれるならいいが、
バブルが崩壊しないことの方が恐ろしいと思いながらも、
北朝鮮、中国、インド、中東、アメリカなどなど、
世界がきなくさい匂いで充満しており、
さらに日本でも世界でも地震が多発しており、
いつまた有事が起きるかわからない世界情勢の中で、
有事が起きたら世界同時株安と同時に、
「有事の円」が復活し、
円が買われて円高になる逆流現象も十分あり得ると思うと、
非常にどっちつかずで困ったなと思っている。

バブルが崩壊するよりバブルが終わらない方が怖いというリスクも、
視野に入れておいた方がいいかもしれない。

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by kasakoblog | 2013-04-23 01:46 | 金融・経済・投資
2013年 04月 14日
まだ株高でも円安でもない~10年スパンで市場を見る
日経平均株価1万3000円超えて株高だ!!!
1ドル99円になり円安だ!!!
なんて騒いでいるけど、
2008年秋のリーマンショック以降の「低迷期」と比べて、
直近で急激に上がったから騒いでいるだけで、
長期的に見たらはっきりいってバブルでもなんでもなく、
「まだまだ」という水準だ。

まず日経平均株価。
株式投資ブームにわいたのは2006年~2008年。
2005年に日経平均株価が1万10000円から1万6000円に急上昇したのを受け、
「日本株に投資していれば40%以上も値上がりした」
という上昇した結果が出てから、株がいいと騒ぎだし、
それに国民がのった。
「貯蓄から投資へ」とかホリエモンをはじめとしたM&Aブームもあり、
株が一挙に注目され、猫も杓子も株式投資を始めるようになった。
またこの時期、年金不安を煽ってリタイア世代には、
投資信託も大流行した。
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チャートを見ての通り、
2006年~2008年は1万6000円~1万8000円。
多くの人はこの水準で株を買ったり、投信を買ったりした。
でもこの時、多くのアナリストたちは、
「日経平均2万円突破は間近!」などと、
まだまだ上がる雰囲気に充満していたのである。

しかしこのバブルは2段階で崩壊した。
2008年はじめ。
リーマンショック前に世界同時株安があった。
さらに日本ではイカサマ強制捜査ともいうべき、
ライブドア強制捜査によるライブドアショックもあった。
日経平均は1万3000円まで下がった。
この時の感覚は、日本株が終わったかのような低水準というイメージだ。

そりゃそうだ。
1万6000円~1万8000円で購入したものが、
1万3000円になったら大損した気分になる。
この大損した気分になる1万3000円が今の株価の水準だ。
株高というにはあまりに「低い」と捉えることもできる。

しかしなぜ1万3000円でも株高だ!と騒げるかというと、
リーマンショック以前のチャートを見せないで説明したり、
多くの人がリーマンショック以前の株価水準を忘れているからだ。

日経平均が1万円割れを続けていたのが当たり前という感覚になり、
そこから比較して1万3000円という水準は、
とてつもなく株高なのである。

じゃあリーマンショック以降、日本株ズタボロ状態の時に、
株を買った人が多かったのかといえばそうではない。
みんな株バブルの時に買ってしまい、
貯金していれば1円も減ることがなかったのに、
株に投資したら半値以下になってしまった。
そんな状態で「よし、株をやるか!」という人は、
ほとんどいなかっただろう。

ほとんどいなかったからこそ株価が低迷した。
株価なんて企業の業績とはあまり関係ない。
みんなが株を買いたいと思えば上がるし、
みんなが株を買いたくないと思えば下がる。
ただそれだけの話だ。

というわけで日経平均が1万3000円という水準は、
直近の低迷期と比べれば割高だが、
2006~2008年のバブル期に比べたら、
到底バブルとはいえない低水準でもある。
直近の株価だけ見て上がった!下がった!と騒ぐから、
株でやられてしまうのだ。
10年ぐらいのスパンで今の株価水準がどの程度なのか、見た方がいい。

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さて次は為替相場。
1ドル=99円になって円安だ!輸出企業の業績急回復だ!
などと騒いでいるが、
これも10年のチャートを見れば、
はっきりいってまだまだの状況だ。
チャートを見てわかるように、
2003年~2008年まで、
1ドル100円以下になったことはない。
1ドル110円~120円の水準が続いていた。

だからちょっと前に1ドル99円になろうものなら、
マスコミは日本経済が終わったがごとく、
「1ドル100円割れの超円高!企業業績悪化か!」
などと大騒ぎしていたのだ。
ところがリーマンショック以降、
1ドル80円台が当たり前になったので、
そこと比較すると99円は超円安だ!と大喜びしているのである。

人間なんていい加減。
直近の比較でのモノサシしかはからない。
長期的に見て円安か円高なのか、
株高なのか株安なのかを見ない。
だから騙されるのである。

ちなみに貯蓄から投資への大号令のもと、
2006年~2008年まで大ブームになった、
外債投信や外株投信に投資した人は、
今の1ドル99円水準ではまだまだ大損状態だろう。
1ドル120円の時に投資商品買っちゃって、
それが1ドルまだ100円に満たないということは、
20%も下がったままなのだ。

つまり2006年~2008年の投資ブーム、資産運用ブームで、
株や投信に手を出した多くの人は、
株と為替のダブルパンチで、
今、世間が騒いでいる株価や為替相場でも、
まだまだ大損しているということだ。
かなり持ち直したとはいえ、
そういう人からみたら、株高・円安という感覚からは程遠いだろう。

マスコミも国民も短期的な視点でしかニュースをとらえず、
直近との比較で物を考えがちだが、
最低でも過去10年はさかのぼって、
その中で今の水準はどの程度のものなのか、
考えるくせをつけたい。

そうするときっと見えてくるものがある。
「この騒ぎって前にもあったよな・・・」

歴史は繰り返す。
過去を学ばないから、
人は過ちを何度も繰り返すのだろう。
過去に教訓はいっぱいつまっている。

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by kasakoblog | 2013-04-14 11:44 | 金融・経済・投資
2013年 03月 27日
異常!過熱するJリート~マスコミが煽りだしたら投資はやめ時
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アベノミクスで株が買い?!
発表前の決算報告がネットで閲覧できる状態になっていたとか、
そんな株なんてイカサマまがいものなんかより、
はるかにまともな投資商品として注目されているのがJリートだ。

今まで見向きもされなかったJリートが急に注目され、
異常な状況になっている。
東証リート指数のチャートを見てもらえばわかるが、
2013年に入り、異常な急上昇をしている。
はっきりいってこの過熱ぶりは異常だ。
なので私は保有していたJリートは全部売り払った。
急騰したら急落するのが市場の常だからである。
それはチャートを見てわかるように、
2007年5月に2612.98ポイントまで急騰したJリートが、
その後、ものすごい急激な下落をし、
1年あまりで704.46ポイントまで下がっている。

Jリートとは、オフィスビルや住宅、物流施設、商業施設など、
不動産に投資する金融商品なのだが、
上場している株と同様の取引ができるのが魅力。
不動産というと実物資産に投資するため、
数百万円、数千万円の資金が必要になってしまうことや、
管理が大変なこと、高額のため売買がしにくいなどのデメリットがあるが、
Jリートは株と同様、ペーパー資産なので、
少額で買いやすいし売りやすいというメリットがある。

不動産を数十から百ぐらい所有しているJリートに投資すると、
半年おきに賃料収入の分け前として分配金をくれる。
私はいろんな金融商品の取材をし、原稿を書いてきたが、
唯一まともな商品はこのJリートぐらいしかない。
実際、私もいろんな投資を試しにやってみたが、
株は1/10になったし、投資信託は1/2になった。
大損である。
しかしJリートは何度も売買しているが損した試しがない。
というかそこそこの儲けを上げさせてもらっている。

チャートを見てわかるように、
リーマン・ショック後、Jリートは存在が危ぶまれるほど、
低空飛行を続けたが、
その後、様々な施策により、低迷しているとはいえ、
比較的安定した推移を示していた。

半年に1度、分配金がもらえるのに、Jリートの株価が低い。
このため2010年~2012年まで、
Jリートの分配金利回りは6~8%という異様な高い数値を示していた。
この超低金利時代に6~8%もの分配金が得られる商品はほとんどない。
しかもあやしげな商品ではなく、
情報開示もきちんとなされている上場商品でだ。
だから私はこのブログで何度かJリートを勧めてきた。

・配当利回りならJリート!(2012年06月13日)
http://kasakoblog.exblog.jp/18167082/

しかしご存知の通り、私が勧めた時点で、
Jリートなんてあまり注目されていなかった。
マスコミで特集することもまれだ。
だからこそ注目されていない株価が低いうちに、
投資すればそれなりの利回りが期待できるのだが、
人間の投資心理とは失敗するようにできているわけで、
儲かる絶好のタイミングなのに、
みんなが買わない低迷期には誰も手を出さず、
直近、Jリートがマスコミでも大々的に取り上げられ、
大騒ぎされるようになり、
チャートの異常な動きを見てわかるように、
明らかに過熱、割高になって今になって、
手を出してしまうから失敗してしまうのだ。

みんなが騒ぎ出し、マスコミが特集するは、
ヤフーのトップニュースにまで取り上げられるようになったら、
もう完全にバブル状態で割高なので、
Jリートの商品性はいいことに変わりない。
今、投資することはおすすめできない。

講演「正社員全滅時代のセルフブランディング術」でも話をしたが、
会社が頼りないからといって、
投資で儲けようなんて思ったら大間違い。
儲けるどころかたいがいは損をする。
特にアベノミクスだ、株がいいだ、
挙げ句の果てはJリートまでいいと騒ぎ出している時期に、
あわてて投資をしたらまず失敗する。

今は株もJリートも過熱している。
もちろんまだまだ上昇するかもしれない。
でも日本経済とほとんど関係のないはずの、
キプロス問題が起きただけで、
株価は急落してしまうのは今のマネー市場。
ユーロ危機は何の問題も解決されておらず、
ユーロ危機が再び表面化すれば、
リーマン・ショック並みの大暴落が襲うこともありうる。

だから今は投資しない。
そしてユーロ危機勃発による世界同時株安が起き、
誰もが投資で大損し、もう投資なんてしたくないと思った時こそ買う。
このような波に乗れば、そこそこ儲けることはできるだろう。

とはいえ投資は水物。
私も仕事上、投資関連記事を書いているので、
肌感覚で知っておきたいと思い、投資をしているが、
少額しか投資しないし、投資に夢中になることはしない。
やるとしてもあくまでパチンコか競馬ぐらいのつもりで、
ちょこっと楽しむのがいいと思う。

・なぜ人は投資で失敗するのかがよくわかる本
「「株式投資は儲からない」は本当か?」

・セルフブランディング術講演DVD販売中
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by kasakoblog | 2013-03-27 10:26 | 金融・経済・投資
2013年 01月 08日
自民の経済対策とはカツアゲされた金をバラまかれただけの話
安倍自民党政権誕生で、公共事業の大盤振る舞いが行われる模様で、
浮かれている人たちがあまりにイタイ。
当たり前の話だけど、公共事業やら景気対策は、
政治家のポケットマネーで行われるわけではない。
我々の税金だ。

自民党が総額20兆円も我々のお金を使って、
緊急に経済対策を行うのは、
今年の夏に参議院選挙があるからだ。
そこで勝たないと意味がない。
だから国民を買収するがごとく、
言ってみれば賄賂をばらまいているわけだ。

賄賂がいけないとしても、政治家が当選するために、
身銭をきって国民に金をバラまいているならまだしも、
自民党がやっていることは、
我々の税金を増税してふんだくった挙句、
我々に再分配して、「どうだ、民主党と違って、
俺たちは国民に金をバラまいてやっただろう」と、
あたかも自分の手柄のように振る舞っていること。
でもそれに大喜びしている財界をはじめとして国民があまり多い。

それって例えていうなら、
道端で不良が善良な市民から1万円カツアゲした後で、
その市民に「1万円やるから道路工事の仕事をあげよう!」
といって「不良さん、素敵!1万円もの仕事をくれるなんて!」
と喜んでいるようなもの。
どう考えたっておかしいでしょう?

もともとあんたの金なんだよ。
それを増税してふんだくったんだよ。
その金で必要かどうかもわからないものに使っちゃうのに、
それが景気対策だなんて言って喜んでいる国民は、
よほどのお人好しかバカだと思う。

例えていうなら、投資信託のタコ足分配金で喜んでいる、
金融リテラシーのない投資家と同じ。
日本のイカサマ投資信託のほとんどは、
運用が下手くそで大損ぶっこいているのに、
投資家の元金を取り崩して、多額の分配金を出している。
ところがこの事実に気づかず、
投資家は大喜びしているわけだ。

「わあ!すごい!こんなに毎月分配金がもらえるなんて!」

バカかって話でしょ。
それは儲かった利益が配当されているのではなく、
あなたの元金が取り崩されているだけです。

100万円、投資信託を購入したら、
なんと1年間で10万円も分配金がもらえました!
しかし自分の元本は1年後に90万円になっていました。
でもこんな目くらましに多くの国民が、
いとも簡単に騙された。

自民党は長期的に日本の財政がどうなろうが、
経済がどうなろうが知ったこっちゃない。
ただ夏の参議院選挙に勝つために、
元金を取り崩して分配金もらって喜ぶようなバカな国民相手に、
税金を使っていらん金を世の中にバラマキ、
さも自分たちのおかげで景気が良くなったと、
感じさせることに全力を尽くすだけ。
そのツケは将来の増税と、
社会保障費の削減がセットになっていることを、
国民は認識しているのだろうか。

自分たちがカツアゲされた税金が、
カツアゲした人間がさも恵んでやるかのごとく、
いらんことに使って大喜びするなんて、
なんと情けないことだろう。

経済界の連中も大喜びみたい。
だって彼らはほとんど老害。
あと何年も生きるわけではないし、
自分が経営幹部になっている何回かの、四半期決算が良ければ、
5年後に消費税がさらに増税されようが、
日本の借金が増えようが知ったことではない。
目の前の四半期決算さえよければそれでいいから、
大喜びしている。

緊急経済対策というと聞こえはいいが、
税金を使った参議院選挙のための賄賂です。
しかもその賄賂は国民が支払わなくてはならない。
こんなバカバカしいことが、
この20年間繰り返されてきたせいで、
日本は借金は増えるは、増税されるは、
税収は減るは、景気は低迷するは、
さんざんな目にあっているわけだが、
自民党復活で目の前の業績しか考えていない財界がすりより、
またしてもデフレスパイラルなんか目じゃない、
無駄金経済対策→たいした効果なし→借金増える→増税→
社会保障費削減→将来不安→消費低迷→不景気という、
意味ない景気対策スパイラルに陥ろうとしている。

国民が政治に景気対策を求め、
自民・公明のような政権を指示してしまうと、
このような負のスパイラルが延々続き、
行き着く果てはギリシャみたいになってしまうだろう。

いい加減、意味のない経済対策はやめてほしいし、
国民も政治家に求めないでほしい。

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by kasakoblog | 2013-01-08 22:40 | 金融・経済・投資
2012年 12月 20日
デフレ脱却したいなら日本企業の海外移転を禁止すればいい
不景気なのはデフレのせいだ!
デフレの原因は日銀のせいだ!
景気対策をしなかった政治家が悪い!

ほんと経団連っていい加減だよね。
自分の行動は棚に上げてよく言うよ。
デフレ脱却しろと政府に要求するなら、
経団連企業は海外に工場移転なんかせず、
すべての生産を日本でしたらいいんです。
そしたら間違いなくデフレは脱却し、
日本の雇用も回復するだろう。

デフレの原因は国内の政策だけなのか?
日本企業はこの20年間、コスト削減を図るため、
新興国に工場移転をしまくった。
今、自分の身の回りのものを見れば、
中国製とかタイ製とかアジア製のものがあふれてる。
日本で作っていない。
その方が安いからだ。

日本で人を雇うより1/10~1/20で済むからといって、
まずは中国に工場を移転した。
人件費をこんなにも浮かせたから、
同じものを安く作れるようになった。
物価が下落するのは当たり前の話だ。

でも最近では中国が急速に経済成長し、
もはや人件費が高くなったと日本企業は嘆いている。
といってもまだ日本人の約1/10ぐらいにもかかわらず。
それで中国よりも安く人件費が済む、
インドネシア、フィリピン、ベトナム、
さらにはミャンマーなどに目をつけている。
物を作るコストが安くなっているのだから、
物価が下がるのは当然だろう。

今まで以上にグローバル化が進み、
過去の時代と違って日本で売るものを、
日本で作る必要はなくなった。
より安い賃金を求めて日本企業が、
日本を離れ、中国から東南アジアへと工場を移転しているから、
デフレになっているのではないか。
デフレ脱却しろと政治家に文句言うなら、
あんたらが海外移転やめればいいだろうって話。
景気対策や雇用をどうにかしろって、
あんたらが日本の工場を海外に移転しちゃうから、
日本の雇用が失われてるだけじゃないか。
あんたらの景気をよくしても、
日本の雇用は回復しないし、デフレも収まらない。

でもそういうわけにはいかない。
今まで日本だけで争っていればよかったが、
今は世界で争わなければならない。
そのためにはよりコストを安くしなくてはならない。
コストが高い日本でなんか作ってはいられない。

先進国のデフレ、新興国のインフレは、
もはや避けられない流れ。
小手先の政策でどうにかなるものではない。
今まで国家間の賃金格差を利用した搾取生産システムを、
企業がどんどん進めていったことで、
新興国には雇用が生まれ、経済が成長し、
結果、中国のようにどんどん賃金が上がっていく。

一方、日本のように高賃金の人は敬遠されるから、
新興国との価格競争のために、
賃金は右肩下がりしていくしかない。

こうして経済の発展タイムラグで発生する、
賃金格差を利用した搾取資本主義が進めば進むほど、
どんどん搾取がなくなり、
新興国と先進国の賃金格差がなくなるという、
平準化が進んでいるだけの話だ。

だからほんとにデフレ脱却したいのなら、
日本企業が賃金の安い海外で生産するのを辞めればいい。
それを辞めないで、不景気やデフレを政府や日銀のせいにするなんて、
とんでもない言いがかりだ。

でもそれはできない。
だからデフレは避けられない。
あと10年ぐらいして中国人の賃金が日本人と同じになったら、
デフレは収まるかもしれない。
ベトナムやミャンマー人の賃金が、
今より20倍ぐらいになればデフレは収まるかもしれない。

政治リスクのある中国なんかで生産するより、
人件費が同じなら日本の方がいいとなれば、
日本に雇用が戻ってくる。
そしたらデフレも収まるし、景気も回復するだろう。

グローバル化はフラット化。
安い賃金で働かされていた新興国の賃金が高くなり、
高い賃金で働いていた先進国の賃金が安くなる。
物価で例えるなら、
日本でラーメン食べると700円するのに、
中国でラーメン食べると70円していたとするなら、
10年後には日本では350円になり、
中国でも350円になっている。
そういう話だ。

だからデフレは避けられない。
でもデフレだから不景気だとか、
インフレだから好景気なんて今や関係ない。

そもそも金融危機前は大変なインフレだった。
食料品やガソリンが値上げし、
マスコミは庶民の生活が大変になると、
煽っていたじゃないか。
あの時、国民の生活はラクだったか?

給料が減っても物価が下がれば生活は苦しくならない。
給料が2倍になっても物価が2倍になれば、
今まで以上に物が買えるわけではない。

デフレ脱却さえすれば景気がよくなるみたいな幻想は、
いい加減、捨てるべきだし、
グローバル化がどんどん進む以上、
新興国の“フロンティア”がなくならない限り、
この先もデフレが続くだろう。

もういつまでも1990年以前の常識で考えない。
この20年で世界の仕組みは大きく変わっている。

・加速する脱中国~中国なんかよりベトナム、インドネシア、フィリピン、ミャンマー
http://kasakoblog.exblog.jp/18879914/

・円高・デフレの空騒ぎ
http://kasakoblog.exblog.jp/11666525/

・いずれ日本に雇用が戻ってくる
http://kasakoblog.exblog.jp/13480215/

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by kasakoblog | 2012-12-20 00:14 | 金融・経済・投資
2012年 11月 30日
地方を衰退させる中国・韓国・原発問題
韓国人だらけのバス&温泉地!
急きょ入った温泉取材のため、
木曜・金曜は福岡経由で熊本の温泉地に行った。
福岡から3時間かけて行く、
山奥の温泉地行きのバスには、
韓国人もかなり多く乗っていた。
バスのアナウンスも英語はないのに、
日本語と韓国語の両方だ。

「昨年は震災の影響で落ち込みましたが、
かなり回復してきたら、今度は中国や韓国との問題で、
中国人・韓国人観光客が激減し、今やっとまた回復してきました」
とここの温泉地の旅館の人はいう。

先週、宮崎・高千穂に行った時には、
中国人観光客がかなり多かった。
熊本駅そばのラーメン屋にも、
大挙して中国人が訪れていた。
箱根やお台場にもアジア系観光客がかなり多い。
最近、地方の観光地に行くと、こうした傾向が顕著だ。

経済成長戦略がどうの、地域経済の活性化がどうのというが、
観光業で外国人観光客から外貨を稼げるのは、
こんなおいしいことはない。
日本人はすっかり自信喪失して意気消沈し、
ろくに旅行にも行かないし、
たいして金も使わないからあてにならない。

でも地方の観光業はハコモノ産業だ。
一度作ってしまったハードのインフラ、
ホテル、レストラン、ショッピング施設、観光スポットなどは、
臨機応変に拡大・縮小できるものではない。
1人でも客がいればランニングコストがかかってしまう。
ならばできるだけ稼働率を上げることが重要だ。
そんな時、中国人や韓国人観光客は地方にとって救世主になる。

実際に九州のゴルフ場は次々と韓国資本に買収されているという。
韓国の客の方が多いからだ。
これを「韓国に乗っ取られた」と否定的に捉える人もいるだろうが、
じゃあ韓国人の代わりに売り上げが伸び悩む、
ゴルフ場に何度も行ってあげるのかといったらノーだろう。
ゴルフ場なんて他に転用できるような施設でもなく、
そのまま廃業したら損失は大きい。
まさに「救世主」となっているともいえる。

ところが原発なんてまがいものを作り、安全管理ができないために、
とんでもない事故を起こしてしまい、
結果として世界から見れば、
日本全体が放射能汚染された危ない地域とみられ、
外国人のキャンセルが相次いだ。

やっと震災の影響から回復してきたというのに、
中国や韓国と必要以上にもめ、
それどころか戦争するぞぐらいの勢いで、
右傾化している政党・政治家が急増している。
毅然とした態度は必要だが、
まるでわざと騒ぎを大きくするよう、
煽って人気をとる政治家まで出てきている。

こうした無神経な人間のせいで、
地方で中国・韓国の観光客がキャンセルしてしまい、
より日本経済、地域経済を疲弊化させている。
最もらしい経済成長戦略を掲げる前に、
円高是正なんて日本では絶対にできない、
不可能な政策を掲げる前に、
アジア観光客からがっつり稼げる、
地方の観光収入源のジャマをしないことこそ、
経済成長戦略ではないのか。

もちろん地方が中国人と韓国人観光客だけに依存するのは危険だ。
海外を相手にする以上、特に中国や韓国のような、
ならず者国家を相手にする場合には、
いくら国民が素晴らしくても、国が何をしでかすかわからず、
思わぬ悪影響がある可能性もある。
また観光業はグローバル競争ゆえ、
今は日本の観光地に目が向いていたとしても、
流行によっては観光客が減ってしまうことも考えられる。

また韓国人や中国人ばかりが増えると、
他の日本人観光客が嫌がってしまうという可能性もある。
食い散らかしマナーや、悪気があるわけじゃないんだろうけど、
声が大きく、騒がしい傾向もある。

温泉地からバスで福岡に帰る際、
運転手さんは私に気を遣い、
「後ろ4席、韓国人の方ですが、
席、変えましょうか?」と声をかけてくれた。
きっと韓国人がうるさいというクレームが多いからなのだろう。

温泉宿の人は「また日本で原発事故みたいなものがあった時、
関係のない九州でも大量キャンセルが出てしまうので、
外国人だけに頼るのはリスクが大きい」と話していた。

でも日本人だけでは食っていけない。
一定程度の外国人=アジア人が必要だ。
ならば円高是正してわずかな輸出産業だけをボロ儲けさせるより、
外国人が日本に来てもらって金を使ってもらった方が、
はるかに経済効果がある。
それは日本全体の国益にもなるわけで、
それをジャマするような政治家は害悪でしかない。

そういえば石原慎太郎が東京都知事をやめたのに、
未だに五輪招致の無駄金を続けるという都知事候補者が多いのに驚く。
東京は五輪なんかやらなくてもいい。
そんな経済をマヒさせるような邪魔なことしなくても、
東京駅リニューアルしかり、スカイツリーしかり、
一人勝ちの様相を呈している。

むしろ日本の候補地として東京と争った、
福岡でなら招致する意味ははるかに大きい。
福岡はなんといっても空港から市街へのアクセスがむちゃくちゃ近く、
韓国や中国にも近い、今後、発展が期待できる場所だ。
韓国・釜山から福岡まで船でも3時間の距離だ。

東京一人勝ち状況が続き、
どこの地方都市も魅力を失っている中、
個人的に今後大いなる期待が持てそうな都市として、
私が真っ先に思い浮かべるのは福岡。
そういう場所で五輪というならまだ意味はあるし、
東京より圧倒的に知名度が低い福岡で五輪をやることで、
知名度を上げ、かつ五輪をきっかけに、
九州各地の観光地にも目が向けば、
長期的な経済効果が期待できると思う。

中国人、韓国人と敵対することばかり考えず、
彼らを「カモ」にして、
気持ちよくお金を落としていってもらうような、
そういう政策を掲げる政治家が少ない。
それは国民が何かと中国、韓国を下に見て、
彼らをバカにすることでしかアイデンティティが保てないほど、
偏狭なナショナリズムにしがみつかないと、
自分の存在価値がなくなってしまうからだとは思うが、
そんなちっちゃなことに執着しているから、
より日本がダメになるのであって、
きゃつらをうまく「騙して」お金を落とさせる、
そういう工夫を考えて儲けようという発想に、
切り替える必要があるんじゃないかと思う。

世界を席巻する中国人観光客
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by kasakoblog | 2012-11-30 20:59 | 金融・経済・投資
2012年 11月 08日
投資で資産は増えない。増やしたいなら投機しかない~パチンコ(投資)で年金不安に備えますか?
年金不安、将来不安、会社不安などから、
金融商品に投資を考えている人が、
もしかしたらいるかもしれないが、
2008年の金融危機を境に、投資の常識は変わってしまった。

その大きなパラダイムシフトとは、
投資では資産は増えない。
増やすなら投機しかないということだ。

投資と投機の違いは、
必ず資産運用するにあたって、
はじめに出てくる話だ。

投資に対する悪いイメージを払拭し、
金融商品を購入してもらうために、
投機はギャンブルだから悪だけど、
投資は長期的な企業の成長を目指すものだから善、
というところから話がスタートする。

しかしこの常識は2008年までの話。
もはやその後、この常識は通用しなくなった。

どんな時代にもカモにされる個人投資家ではなく、
大金動かし、着実に資産を積み上げているはずの、
プロの投資家=機関投資家(金融機関や年金基金、生保など)では、
2008年以降の市場の変化を察知し、
投資の仕方を変える動きが顕著になり始めた。
一言でいうなら、投資をやめて投機手法を取り入れていることだ。

今までのように、何に投資するか、
その資産(アセットクラス)の割合(ポートフォリオ)を決めたら、
あとはその割合を守ることだけに注力すれば(リバランス)、
10年、20年、30年たったら着実に運用益が上がる、
という時代ではなくなってしまった。
そこでプロの投資家は、市場環境を見て、
機動的に資産を入れ替えたり、
短期的な取引を行うなど、
「投機」手法を取り入れ始めている。

投資とは資本に投ずること。
投機とは機会に投ずること。
投資は資本に投じ、長期的な企業の成長を収益源とする。
投機とは、割安なタイミングで買い、割高なタイミングで売る、
短期的な売買を繰り返す。

投機=ギャンブル=デイトレ=悪みたいな風潮があったが、
今や投資では収益が見込めなくなってしまっている。
昔はそれでよかったのに、なぜ今、通用しなくなったか。

1:先進国が高度成長ではなく右肩下がりの時代になったため、
長期に株式を保有しても昔みたいに成長するとは限らない。

2:市場がグローバル化され、外国人も投資するようになった。
結果、投資家の懐事情で資金が引き上げられたりするので、
企業が成長していても株が上がるとは限らなくなったこと。

3:市場が急変し大暴落する危機が何度も頻発する市場になったため、
どんなに素晴らしい成長企業の株式に投資しても、
投資したタイミング(時期)が悪ければ、
その損失を回復できないこと。

などが挙げられる。

「なら中国とかインドとか、新興国の株に投資すればいいじゃないか」
と思うかもしれないが、それも成長は見込みにくい。
なぜなら市場がグローバル化したがゆえに、
すでに新興国は成長するはずと大量の投資資金が入っているため、
もはや成長は織り込み済み、割高になっているものも多いからだ。

このためプロの投資家は、
資産の割合を決めてあとは長期投資すれば、
資産が増えていくという今までの常識が通用しなくなり、
タイミングを捉えた短期売買や機動的な資産入れ替えしないと、
収益が上がらなくなったのだ。

さらに追い討ちをかけるように、
日本人だけの特有のリスクがある。
為替だ。

今までと違って様々な資産に投資したり、
投機的な手法を用いて、
機動的な運用を行ったとしても、
グローバルな市場ではドル建てのため、
円からドルに換えて投資しなくてはならない。
仮にそこで儲かったとしても、
ドルから円に換える際、
投資した当初より円高になっていると、
いくら投資対象で儲けても、為替で損をしてしまう。

競馬でたとえるなら、
ドルで運用している人たちは、
1着だけ当てればいいわけだけど、
日本は1着(投資対象の値動き)と2着(為替の値動き)の、
両方を当てないと儲からない。
つまり日本の投資家はそのハンデを背負っているのだ。

執筆協力した書籍「「株式投資は儲からない」は本当か?
(ソフトバンククリエイティブ)の取材の際にも、
今も株式投資をしている個人投資家は、
このトレンドの変化に気づいている。
だから彼らは1着2着の両方を当てなければならない、
輸出企業になんかには投資しない。

投資をしているものも、
長期投資なんか基本せず、
1~2年のスパンで投資を考えている。
しかもどんなに素晴らしい成長企業を見つけ出したとしても、
タイミングが悪ければ絶対に買わない。
短期的な目線で機会に投ずる「投機」を心がけている。
なぜなら企業を長期に応援しようなんていう、
夢やロマンではもはや儲けることはできないことに、
気づいているからだ。

じゃあ投機が儲かるかといったら、
これはかなりの運用力と運がなければ難しい。
だから投資は投機=ギャンブルとして捉えてやるのは、
非常に楽しいのだが、
投資で年金不安に備えようなんて、
そんなスタンスで始めたらダメ。
それは年金が不安だから、
パチンコで資産を増やそうというのと変わらない。

だからプロの投資家も投機的手法を取り入れ、
ヘッジファンドなどにも投資するようになったが、
結果には大きなバラツキが出るようになった。
たまたまギャンブルに勝っているヘッジファンドに投資すれば、
収益を得られるが、
ギャンブルに負けたヘッジファンドに投資していると、
かなりの痛手を受けてしまう。

つまり個人の投資家だろうがプロの投資家だろうが、
遊び(ギャンブル)で投資=投機をするのは楽しいが、
それで年金を増やそうとか資産を増やそうなんて、
間違っても思わない方がいい。
なぜなら投資の常識が変わってしまったから。

でも年金不安、将来不安、会社不安は変わらない。
金利も低い。もしかしたら国債暴落で、
通貨が紙くずになるかもしれない。
それに備えるにはどうしたらいいか?

答えは2つ。
自分に投資すること。
もしくは物を購入することだ。

どんな時代にでも生き残れるよう、
自分のスキルアップをするためにお金を使うこと。
本を読むとかでもいいし、
好きなことを極めるために資金を投じてもいい。
自分が使う仕事道具に投資をしてもいいだろう。

もう1つは物を買うこと。
預金に預けても金利は低い。
ならば貯金の一部を使える物に変える。
生活用品でも食べ物でも車でも家でもいい。
災害などで物を失ってしまうリスクはあるものの、
どんなに貨幣価値が下がろうとも、
自動車は自動車だし、家は家だし、食べ物は食べ物。
備蓄には限界はあるにせよ、
無駄に資金を預金で遊ばせておき、
しかもその価値がなくなってしまうと恐れるのなら、
物に変えておけば物の使用価値は変わらない。

これからはいろんな業界で常識が変わり、
過去のやり方が通用しなくなる。
くれぐれも過去の常識をふりかざす、
無知な専門家には引っかからないよう注意したい。

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by kasakoblog | 2012-11-08 23:36 | 金融・経済・投資
2012年 11月 06日
あなたの家計、ザルになっていませんか?~クレジットカードが家計簿になればいいのに
年金がもらえない、将来が不安だ、給料が上がらない、
と不安・不満を口にする前に、
まずやるべきことは、きちんとお金の管理をすること。
毎月いくら収入があり、いくら支出があるのか。
最低限それだけでも知っていないと、
一体何が不安で、どのぐらいお金が必要なのかもわからない。

さらにできれば事細かく支出の内容を精査し、
お金を使ったものの反省会を1ヶ月に1度ぐらいはしたらいい。
「これ、買ったけどぜんぜん使ってないよね」とか、
「電話代、ちょっと話過ぎじゃない?
メールにすれば安くなるのでは?」とか、
「A社からB社に変えれば安くなるんじゃない?」
といった風に見ていけば、
節約して貧しい生活をしようって話じゃなく、
無駄な支出を抑えることができるだろう。
だからまずその第一歩は家計簿をつけることなのだ。

ただ面倒ですよね。
私は今年会社を辞めてフリーになったもんだから、
完全に経理がザル状態になってしまった。
会社勤めみたいに毎月、決まった収入があるわけでもないし、
仕事が終わってから、ギャラが振り込まれるまでの期日もいろいろ。
交通費をもらえたり、もらえなかったり、
まだ立て替えていたりとか、
いろんなお金の出入りが増えるようになり、
結果、完全に今は自分の仕事の財務状態を、
正確に把握していない状況になってしまった。

これはいかんということで、
結局、経理は、かさこ読者で2月のオフ会で出会った税理士さんに、
アウトソーシングすることにした。
2月に一度相談しに行った時は自力でやろうと思ったけど、
なんせ消費税1つとったって制度が複雑怪奇でよくわからん。
4月まで経費を会計ソフトに入力していたが、
その後の領収書やレシートはたまったまま放置。
これから自分で仕分けして入力する時間と、
お金を払って頼むことを天秤にかけて、
後者を選ぶことにした。

自分でやればその分、お金は浮くわけだけど、
そのために1週間、自分の時間がとられるとするなら、
その分、自分の本業=仕事をした方がいいと考えたからだ。
しかも私が自力で入力したとしても、
税務申告的に間違っている可能性もあるし。

それで今日、税理士さんにお願いするために、
これまでの収支をとりまとめて、
書類やレシート関係を準備していたんだけど、
そこで思ったのは、
「クレジットカード明細がそのまま家計簿なり、
税務申告書類になればいいのい!」
ということだった。

カードの明細っていちいち家計簿つけなくても、
いつ、どこで、何を、いくら買い物したか、
きちんとデータ化されてくるわけです。
これを見れば一目瞭然で支出がわかる。
最近は紙の明細だけでなく、
Webでデータも閲覧できる。
そのデータを使えば、仕分けとか分類とか、
支出分析とかものすごい簡単にできるだろう。

ただここで大きな問題がある。
それは支出がすべて、
1枚のクレジットカードで済んでいるわけではないことだ。
もしすべてのお金の支出が1枚のカードで済んでいるなら、
家計簿つけなくてもカードの明細書=自分が支出した額になる。

でも実際にはそうはいかない。
現金でしか払えないものもある。
飲み会なんかにいって割り勘なんかしたものも現金で、
しかも自分の割り勘分のレシートがもらえるわけではない。
私はマイルをためているカードがJCBなんだけど、
JCBは海外ではあまり使えない役立たずカードだから、
もう1枚のVISAカードの方にも支出がある。
お金の支払いが1枚のカードでは済まないために、
「一体いくら使ったのか」がわかりにくくなってしまう。

収入の方もいくつも銀行口座持っていたりなんかすると、
余計管理がしにくくなる。
仕事の入金口座の銀行を1つにしても、
外注への支払いの関係上、
こっちの銀行から振り込むと同じ銀行だから手数料が安いとか、
そんな話になると、銀行口座も複数になって、
より管理が煩雑になる。

何かすべての収支を一元管理できる、
カードなり口座なりがあればいいのに。
クレジットカードが多くの場所で、
もっと使えるようになればいいのにと思ったりもする。

ただ現実的には難しい。
でもいろんなカードで支払ったり、
現金やスイカで支払ったり、
いろんな銀行から振込みしたりすると、
複雑になり、結果、自分のお金の収支が把握しづらくなる。

できるだけ1つのものに集約すること。
特に自分で入力しないでも済む、
カードに集約できるのが一番いい。
それでマイルがたまるカードとかになっていれば、
ショッピングでためたマイルで、
国内外の航空券が無料でもらえるし。

ちなみに私はJALのマイルがたまる、
クレジットカードにできるだけ集約していて、
少額でもできるだけカードで払えるところは、
カードで払っているので、
今年行ったインドの航空券もマイルで無料でもらえたし、
今度、宮崎に講演に行く航空券も無料のものを使う。
もう1枚、JCBが使えないために、
ANAのVISAカードがサブであるんだけど、
こちらでたまったマイルを使って、
11/17・18に行う山形酒田講演の航空券は無料で手配した。

マイルもたまって家計簿代わりになれば、
カードってすごく便利なのになと思っていたりする。

ただクレジットカードは現金より、
安易に買い物してしまいがちにもなるのでくれぐれも注意。
絶対にキャッシング、リボ払いはダメ。
分割払いもできるだけ避けたいところ。

カードじゃなくても現金主義だけでもいいけど、
とにかく毎月の収支はしっかり把握しておきたい。
現状がわかれば、過度に現状や将来を不安視せず、
そのための具体的な対策を考えられると思う。

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by kasakoblog | 2012-11-06 22:03 | 金融・経済・投資
2012年 10月 21日
信用創造という名のおままごと(借金資本主義)の崩壊
今後、世界は国家や企業といった大きな組織が崩壊、
または力が弱まり、
個人やネットコミュニティ、地域コミュニティの力が、
強まる時代になると思う。

国家と企業の凋落は金融的観点から見ると明白だ。
国家の信用物である「国債」と「通貨」の信用不安。
企業の信用物である「社債」と「株式」の信用不安だ。

今の資本主義というは信用創造で、
大きく膨らませた風船のようなもの。
それを発展だとか成長だとかいって勘違いしてきた。
ところが今やレバレッジを効かせすぎて、
風船にぱんぱんに空気を入れたがために、
その風船がパーンと破裂しそうになっているのだ。
1つの風船(国家・企業)が破裂すると、
ドミノ倒しで次々に風船が破裂する危険性もある。

今の資本主義経済というのは信用で成り立っている。
信用とはすなわち借金のことだ。

サラ金やクレジット業界のことを、
別名、消費者信用という。
消費者を信用するから金を貸す。
消費者の信用度に応じて金を貸す額を決める。

例えば、信頼ある大企業や先進国の大国が、
10万円貸して欲しい、
その代わり、1年後に11万円にして返す、
といわれたら貸す人は多くいるだろうが、
信頼性の劣る小さな企業や途上国が、
金を貸してくれといわれても、
なかなか貸す人はいない。
そこで信用がない組織は、
金を借りるために利息を多くつける。

例えばアメリカが金を貸してくれといわれたら、
きっと返してくれるだろうから、
10万円+1万円の利息でも貸す人はいっぱいいるが、
じゃあギリシャとなると、それでは貸す人はいない。
そこでギリシャに10万円貸すと、
1年後には20万円で返しますという話になれば、
もしかしたら貸してもいいという人がいるかもしれない。
もちろん、返してもらえるかわからないけど。

こうして信用創造という名の借金という資産が生まれ、
このいかさま資産によって、
消費を行うことで経済が成長しただとか勘違いするわけだ。
資本主義は究極のネズミ講でもある。
「金は天下の回り物」とはそういうこと。
みんなお金を使っているうちは、
金がぐるぐる回っているから、借金しても平気。

ところがもうみんな消費に飽きてしまった。
いや貴重な体験とか自分が欲しいコレクター商品には、
ものすごいお金を払う人もいる。
でもかつての時代のように、
車や家を買ったらどんどんアップグレードしていくとか、
それに合わせて服やアクセサリーや家具をアップグレードしていくとか、
そういう「バカらしい」消費が、
無駄な浪費と気づいてしまった人が最近増えており、
金をあまり使わない人が増えてしまった。
「金は天下の回り物」ではなくなってしまったのだ。

すると金が回らないから、
借金をしている人や企業や国家が返せない。
じゃあどうするか。
企業ならリストラとか経費削減をする。
それでもダメなら倒産するしかない。
国は年金や社会保障や公的サービスを削減する。
それでも足りないから増税する。

これは日本に限った話ではない。
世界的にこのような流れになっているのだ。
ヨーロッパはギリシャだけでなく多くの国がガタガタ。
アメリカもあやうい。
中国も減速懸念が立ち込めている。
日本は未だに借金たんまり抱え込んでいるのに、
復興予算を流用したり、
招致もできないオリンピックに、
150億円もの金を使ったり、
借金たれの多重債務者まっしぐらだ。

国の信用がなくなれば、
貸した金が返ってこなくなるかもしれないから、
国債が発行できなくなったりする。

国の信用がなくなれば、
通貨の価値が暴落する恐れがあり、
紙切れになる可能性だってある。

企業もしかり。
信頼していた大企業が、
いきなりどかんと思わぬ損出を出し、
潰れてしまうかもしれない。
そんな企業の株式や債券など誰が買うかという話だ。

だから株式や債券や通貨のような、
紙切れ資産が信用をなくし、
実物がある金(ゴールド)が、
近年注目を集めていたりするわけだ。

ところが日本をはじめ、
多くの国が信用創造による経済発展神話を信じ続け、
国債を発行=借金をして、
公共事業のバラマキをすれば、
経済発展すると信じきっている。

いや信じてはいなくても、
国民から国債や税金という形で金を召し上げ、
それを特定業者に流すことで、
国は損しても自分たちが儲かるとわかっているから、
やめられない。
それが復興予算の流用であり、原発再稼動の流れだ。

でもそうやっていかさまの信用を膨らませても、
返せる見込みがない。
もう多くの人は消費ゲームに飽きていて、
金回りが悪くなっている。
こうしてどんどん財政状況を悪化させる、
国や企業が増えているのだ。

もはや信用創造という名の借金資本主義経済は、
終焉を迎えようとしている。
それをQE2だのQE3だのといって、
米ドル紙幣をいっぱい刷ってバラマケば、
消費が活発になり、金回りがよくなり、
経済が活性化するなんて、
子どものおままごと以下のお遊びだ。

これから頼りになるのは、
紙ぺらの資産ではなく、
実体としてある物や、
自分のスキルや能力などになるだろう。

信用創造という名のおままごとは、
そろそろ破綻の時期にさしかかっている。
信じられるのは自分自身の実力と、
ネットや地域などのつながり(コミュニティ)
ということになるだろう。

今、大きな流れでいうと、
そういう時代に生きていると思う。
どんな時代になろうとも、
他人や組織に裏切られる可能性はあっても、
自分は自分に裏切られない。
個の力を磨いておくことが重要になるだろう。

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by kasakoblog | 2012-10-21 23:17 | 金融・経済・投資
2012年 06月 18日
ギリシャ危機まとめ
ギリシャの再選挙の結果によっては、
世界恐慌なみの危機がくるかもしれないが、
選挙結果がどうであれ、
もはや国家が借金して経済を回すというのが限界にきている証拠。

これまで国家、国債、ギリシャ危機を取り上げてきた、
記事の一覧を掲載します。
これは日本の未来の問題にも大いに直結する。
経済対策と称して借金まみれになり、
そのツケを増税で補おうとする国家詐欺日本も、
ギリシャと同じ道をたどる可能性があるから。

・ギリシャ危機をわかりやすく解説~日本もアメリカも二の舞に~
2011年 11月 04日
http://kasakoblog.exblog.jp/16458311/

・ドラクマゲドン襲来か。危機に強い最強の日本円
2012年 06月 02日
http://kasakoblog.exblog.jp/18102519/

・世界のトップは財政再建と経済成長の両立なんて言ってる
・・・世界経済崩壊のカウントダウン
2012年 05月 20日
http://kasakoblog.exblog.jp/18023716/

・経済の仕組みがよくわかる~信用がない人間(国・企業)は高金利~
2012年 01月 20日
http://kasakoblog.exblog.jp/17247549/

・山岡氏「ユーロは破綻する」
2012年 01月 05日
http://kasakoblog.exblog.jp/17174463/

・国家の借金と増税は世代詐欺
2011年 10月 17日
http://kasakoblog.exblog.jp/15963662/

・国債という打ち出の小槌
2011年 07月 14日
http://kasakoblog.exblog.jp/15113423/

・世界の国家が次々と破綻するかも
2011年 06月 24日
http://kasakoblog.exblog.jp/15004963/

・五輪開催国が財政赤字で破綻?!
2009年 12月 16日
http://kasakoblog.exblog.jp/11790567/


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by kasakoblog | 2012-06-18 02:48 | 金融・経済・投資