2008年 01月 19日
強さと弱さと~東京少女写真
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強さと弱さと。
いろんな想いを胸に抱えながら。
相反する気持ちが交錯している。
揺れる想い。揺らぐ想い。揺らがない想い。
自分の芯を探して。
映し鏡の自分を見つめ直して。
自分の足で歩くこと。
もうそれは、はじまっている。
強い優しさ、弱い優しさ。
両方は矛盾するものじゃない。

東京少女写真(モデル:acaneさん)

モデルとなっていただいたacaneさんは、
インディーズデビューした経歴を持つ歌い手です。
下記のホームページにある「kamakura」という曲を、
ダウンロードしてぜひ聴いてみてください。
とってもいいです!
http://www.geocities.jp/amvoxmember/mixi.html

東京少女撮影時に映像クリエーターのSiLKさんという、
おもしろいお二人と出会いました。
作った映像をちょっと見せてもらいましたが、
これが実におもしろい!
視点のマジックというか、
人間の所業のおどろおどろしさというか、
映像ってこんな風にいろんなことを、
端的に表現できるんだなと感心しました。

このSiLKの映像とacaneさんの音楽を使ったイベントを、
3/17 、3/18 、3/19の3日間、
大井町のカフェFiledで開催するそうです。
acaneさんの歌を聴いて興味を持った方は、ぜひ行ってみてください。


# by kasakoblog | 2008-01-19 16:47
2008年 01月 18日
音楽の素晴らしさ~ライブを撮影して
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1/8、渋谷O-WESTで、今年はじめてのライブ撮影を行った。
一度聴いてすごい衝撃を受け、虜になったメリディアンローグと、
メリログの事務所の先輩で、
RAZZ MA TAZZのメンバーが再結成したrazz.の2バンド。
私は主に舞台すぐ下、最前列で撮影していたんだけど、
演奏するバンドの音楽に聴きほれ、
しっかりとかみしめるようにライブを楽しんでいる観客の姿を見て、
「音楽の力ってすごいな。音楽って素晴らしいな」
なんてことをしみじみ思いながら、
メリログ、razz.ともにとてもいい音楽を聴かせてくれるこのライブ会場に、
撮影という名目でここに自分がいる幸せを思いながら、
バンドのために、ファンのために、
このライブの感動をライブが終わった後でも、
写真という形でその時の感動を思い返せるよう、
いい写真を撮りたいなと思って撮影していた。

・メリログライブ写真
http://www.kasako.com/0801merifoto.html

(razz.さんのライブ写真はかさこワールドではなく、
事務所経由で違った形でみなさんにお見せできる機会があると思います)

ライブといえばミスチルしか行ったことがなかった私。
音楽も毎日毎晩のようにほぼミスチルしか聴いていなかった私が、
ミクシィの縁からいろいろなバンドと知り合い、
ライブの写真を撮影するようになり、
いろんな音楽の楽しみの幅が広がって、
とてもうれしく思っているんだけど、
その中でも、メリディアンローグとの出会いはものすごい衝撃で、
一度ライブを聴いて、すごい!素晴らしい!と思って、
ライブ写真を撮影するようになったんだけど、
このメリディアンローグのワンマンライブが、
3/2、表参道FABで開催が決定しました!

メリログは、ミスチル好き、BUMP OF CHICKEN好きの方が、
ファンになりやすい傾向があるみたいなんで、
現にミスチル好きの私が惚れ込んだバンドなので、
ミスチル・マイミクの方はかさこに騙されたと思って、
よかったらぜひこのワンマンライブにお越しください。
まだ開演時間、チケット予約方法は未定ですが、
決まり次第、日記でお知らせします。
またはメリログ公式ホームページをチェックください。

音楽との出会いは人生を変える

僕はミスチルとの出会いで人生が180度変わった。
何度となく元気づけられ、勇気づけられたかわからない。
でもそれがミスチルだけじゃなく、
それ以外にもいいバンドがあることを知り、
いろんな音楽をその時の自分の心情や状況に合わせて聴けるようになると、
とってもこう豊かな気分になれる。

メリログもほんと何度聴いてもライブは最高だし、
そして昨年から幾度かrazz.さんの写真を撮影しているんだけど、
ワンマンでこんなにじっくり聴いたのははじめてで、
なんかとってもいいなと思った。

他にもいいバンドが世の中にはたくさんある。
私が見ていいなと思ったバンドを、
ライブ写真という形でみなさんにまた今年も、
ご紹介していきたいなと思ってます。

メリディアンローグ応援サイト
http://www.kasako.com/meritop.html
メリディアンローグ公式サイト
http://meridianrogue.com/
razz.公式サイト
http://www.r2music.com/razz/


# by kasakoblog | 2008-01-18 10:52 | 音楽
2008年 01月 18日
沿志奏逢2
私は大のミスチル好きであり桜井さん好きであるけど、
だからといって無批判にすべてを絶賛していたら、
ファンでない人から見たらバカじゃないと思われたら、
せっかくのいい曲を紹介しても聴いてもらえなくなってしまうと思うので、
このアルバムを無批判に大絶賛したい、そう思い込みたい、
という傷をなめあうような多くのファンの気持ちはよくわかるけど、
それでは何の発展もないので、本音の感想を書きたいと思う。

ミスチルは万人に絶賛して勧められる、
王道的な極めてポップな音楽で、
ぜひ多くの人に聴いてほしいとおすすめできるけど、
このアルバムは万人には勧めにくい。
ほとんどの購入者がミスチルファン、桜井ファンだと思うんだけど、
そうじゃない人がこのアルバムを聴いて、
いいと思うかは正直、自信がない。

ミスチル曲調とはまったく違う曲。
桜井さんの歌い方もミスチルの時とは違うので、
そこに「違う魅力があって新鮮でいい」と捉えるか、
「違和感があって借り物みたい」と捉えるか、
正直、二分されるところだとは思うけど、
購入者は圧倒的に桜井さんファンなので、
多分、多少の違和感を感じても、
「いいものに違いない」という前提で聴くので、
そのうち前者の感想になっていくのは間違いない。

だからこそミスチルファンでも何でもない人が、
(またはアンチファンではない人が)、
いろんなカバーアルバムと比べてどういう感想をするのか、
すごく興味を覚える。

BankBandのカバーアルバムの妙味は、
メジャーな曲ではなくマイナーな曲を多くカバーしていること。
だからオリジナルを知らない曲が多いから、
桜井さんの歌のように聴こえるという優位な点はある。
オリジナルを知ってそれと比べてしまうと、
「わざわざカバーじゃなくてオリジナルの方がいいじゃん」
と思ってしまう曲も残念ながら多い。

また、いい意味でも悪い意味でも、
桜井さんのカラオケを聴いているような曲が多い。
カラオケということはつまりは自分の歌になっていないというか、
遊び的実験的要素が強いというか。
桜井さんファンだったらカラオケだろうがなんだろうが、
声が入っていればそれだけでいいという気持ちはわからなくはないけど、
音楽として聴いた場合どうなのよという、
冷静なというか正直な感想を、
「桜井さんのつくったものは批判したくない」
というある種の洗脳的な思い込みから、
自分の本音を消し去ってしまっては、
音楽を聴く意味がなくなっちゃうんじゃないかなと危惧している。

とはいえ、このアルバムにはすべてではないけど、
カバーならではのいい曲もいくつかはあり、
また今まで知らなかった名曲を、
桜井さんという圧倒的メジャーな存在によって、
多くの人が知るきっかけを得るといういい点もある。

このアルバムで名曲中の名曲「歌うたいのバラッド」を、
なんと1/18(金)のミュージックステーションで歌うらしいので、
ぜひ聴いてみてください。
http://jp.youtube.com/watch?v=Ti6-lssCKiY

ちなみに、カバーアルバムとしては、
デーモン小暮の「GIRLS'ROCK」の完成度は、
コンセプトが違うとはいえ、同じカバーアルバムとして比べた場合、
「沿志奏逢2」とは比べ物にならないほどのものだ。

ボーカリストとしてのデーモン小暮が、
女性ロッカーの名曲をカバーすることで、
音楽好きの人に新たな曲の魅力を提供するという意味で秀逸である。
ぜひレンタルで借りてきて聴いてみるといいと思う。

・デーモン小暮『GIRLS’ROCK』

1.何の変哲もないLove Song(KAN)  ○
野外フェスでこの歌を聴いたら、歌詞とシンクロして、
とってもおだやかでのびのびとした気分になれるだろうな。
曲と桜井さんとの歌い方との間にやや違和感を覚えるが、
曲そのものが素晴らしいことと、
私自身がこのオリジナル(原曲)を知らないので、
とてもあたたかくやわらかなラブソングとして聴こえてくる。
フェスに行ってこの曲を聴いた人は、
とっても思い出深く聴けるんじゃないかな。

2.ひとつだけ (矢野顕子) ○
「何の変哲もない~」に続き、
とてもおだやかでほのぼのとした曲。
シンプルな歌詞ゆえダイレクトにメッセージが伝わってくる。
女性アーティストの曲のせいか、
ややズレを感じなくもないけど、
この曲もオリジナルを知らないだけに、新鮮に聴こてくる。

3.昨日のNo、明日のYes (GAKU-MC) ◎
この曲、最高!
桜井さんの曲になったかのように、すっと歌が入ってくる。
こういう意外性があるけど結構合っているみたいなのか、
カバーアルバムならではの楽しみなんだろうなと感じさせてくれる。

はじめは違和感を覚えるかもしれないが、
何度か聴いているうちに、桜井さんの声が妙にマッチしてくる。
ノリがいい曲調だけど、詞はなかなかシリアスという点もいい。
ちなみにこの曲は2005年発売の「BGM Vol.2~沿志奏逢」のDVDに収録されていて、
その時に気に入って何百回となく聴いているせいか、
新曲というより過去の名曲を収録してくれて、
ありがとうって感じ。

4.to U (Bank Band with Salyu) ◎
BankBandオリジナル曲なのでいうまでもなく文句のない出来ばえ。
BankBandのテーマ曲といえ、
歌詞もBankBandのコンセプトに沿った形のもの。
Salyuとのマッチングも絶妙で素晴らしい。

欲をいえば、Salyuだけが全部歌ったのと、桜井さんだけが全部歌った、
違うバージョンを聴いてみたい気がする。

5.スローバラード(RC サクセション) △
悪くはないんだけど、オリジナル(原曲)の方が、
いいんじゃないかなと正直思う。
シャウトの仕方が中途半端な感じがどうしてもしてしまう。
もっと低音&思いっきりテンポアップにしてミスチル的アレンジにすれば、
第二の「ストレンジカメレオン」のように、
まるで桜井さんの曲になったかもしれないが、
まあこれはミスチルカバーアルバムじゃなく、
BankBandカバーアルバムなのだから、
この違和感は致し方ないんだろうけど。
選曲がいいだけにちょっと残念な気もする。

6.遠い叫び (仲井戸麗市) △
歌い方がやや不自然で、桜井カラオケに聴こえてしまう感じは否めない。
アレンジも桜井さんとは相容れない曲調になっているので、
余計に違和感を覚えてしまうんだろうな。
正直、出だしを聴くとずっこけてしまう。

7.休みの日 (JUN SKY WALKER(S))  ◎
まるで桜井さん自身の曲のように絶妙にはまっている。
ただそう感じるのはオリジナルを聴いたことがないからかもしれないが。
すごくいい曲。丁寧に歌う桜井さんの声がしみわたってくる。
甘く切ないメロディー。

8.イロトリドリノセカイ (JUDY AND MARY) ◎
これ最高!
カバーならではの良さが出ている感じ。
原曲ももちろん素晴らしいし、
そのおかげでよく聴こえるともいえるかもしれないけど、
桜井さんならでは、BankBandならではの、
カバーとしてまた新たに生まれ変わった曲になっているのではないか。
テンポがいい。そこに桜井さんの歌がうまくのっていって、
それがぐっと心に入ってくる。
すごいいいです、この曲。

9.煙突のある街 (真島昌利) △
全体的におだやかでほのぼのとした曲が多い中、
アルバムで唯一、異質でダークな曲がこれ。
そのような意味でアクセントにはなっている。
メッセージ性も強くいい曲のはずなんだけど、
なんか桜井さんとの歌やBankBandの演奏に、
合ってないんだよなーとひいきめでみても思ってしまう。

10.はるまついぶき (Bank Band) ◎
BankBandオリジナル曲ゆえ文句なしの名曲。
カバー曲と違って桜井さんが自分で書いた詞には、
圧倒的に詞に魂がのりうつっていく力強さがあって、
違和感を覚えるカバー曲の借り物感がなく、
とっても聴きやすい。

11.MR.LONELY (玉置浩二) ○
玉置浩二のオリジナルの力強さの圧倒さには、
残念ながらまったくかなわないんだけど、
でも名曲で、桜井さんの声と曲があっていて、
比較的聴きやすい曲。

12.evergreen (MY LITTLE LOVER) ◎
この原曲を歌っているMY LITTE LOVER(マイラバ)が、私はめちゃくちゃ好きで、
ミスチルの次ぐらいに聴いているアーティストだと思うんだけど、
その名曲中の名曲だけあって、
桜井さんが歌っても、多分誰が歌ってもいい曲であることに変わりなく、
気持ちよく聴けるんだけど、
ぜひこのアルバム買った人には、
本家マイラバでこの曲を聴いてほしい。
桜井さんのカバーも素敵だけど、
そんな比ではないぐらい、本家のevergreenはすさまじくいい!

マイラバのevergreenを聴くと、
緑の自然の大地が頭に自然とすっと浮かんできて、
そこを旅しているような気分にさせてくれるけど、
BankBandカバーのevergreenは、
都会(街)にいながら、まだ見ぬ緑の大地を想像するという感じか。

・MY LITTLE LOVER『evergreen』

13.歌うたいのバラッド (斉藤和義) ◎
2005年発売「BGM Vol.2~沿志奏逢」DVDで見て素晴らしい!と思い、
いつCDに収録されるのか待ち遠しかった名曲で、
桜井さんならではのカバーの良さが出ていることから、
この曲をアルバムの中でも特におしてプロモーションしているようで、
ミュージックステーションで歌ったりするんだろうと思う。

こういう切ないバラードがぴったり桜井さんの声にはまる。
かつての名曲をカバーで生まれ変わらせる、
お手本のようなそんな完成度の非常に高い曲。

14.よく来たね  (Bank Band) ◎
野外フェスのために作った曲といえる、
フェス来場者と歌詞とのシンクロがたまらなく、
さすがは桜井さん作詞作曲の歌の聴こえ方は全然違うなという感じ。
すごくいい曲。BankBandらしい曲。
心のこもったメッセージを丁寧に歌う桜井さんと、
素敵なメロディーが調和して、聴く人の心を和ませてくれる。


曲の感想は私個人のもので、
他人の感想を否定するものではない。
ただ本当は「いまいちだなー」とか思っているんだけど、
日記やブログやアマゾンレビューやコミュの読者に媚びるために、
自分の本音をごまかし無批判に絶賛することは、
違うんじゃないかなという気がしているのと、
私が他人におすすめるものは、
ミスチルだろうが桜井さんだろうが、
本当に自分がいいと思っただけということを、
わかっていただきたいなという想いから書いたものです。


# by kasakoblog | 2008-01-18 10:40 | ミスチル
2008年 01月 18日
最高!「歌うたいのバラッド」!
昨日のMステ見ましたでしょうか?
これぞ、桜井さんの魅力!BankBandのすごさ!
カバー曲を完全に自分のものにして、
名曲を名歌い手が歌う素晴らしさ!!
あのMステ見て、最新アルバム「沿志奏逢2」買ってみようかなと、
思った人も多いんじゃないでしょうか。

多くのミスチルファンはすでにご存知だとは思いますが、
「歌うたいのバラッド」は今から3年も前に発売された、
DVD「BGM Vol.2 ~沿志奏逢」にすでに収録されています。

Mステ見て「歌うたいのバラッド」気に入った方は、
私としてはアルバムよりDVD「BGM Vol.2 ~沿志奏逢」をぜひおすすめします。

このDVDはほんと最高!
特に2枚目、「昨日のNO、明日のYES」「優しい歌」「ストレンジカメレオン」、
そして「歌うたいのバラッド」!
さらに「糸」「HERO」と続くすごい曲目がズラリ!!
Mステの感動をこのDVDで存分に味わえると思います。

BGM Vol.2 ~沿志奏逢


# by kasakoblog | 2008-01-18 10:39 | ミスチル
2008年 01月 17日
朝青龍騒動は人気回復の秘策だった?
人気下降気味の大相撲にとって、
朝青龍騒動は人気回復の絶好の機会になった。
3場所ぶりに横綱・朝青龍が登場した初場所は、
騒動のおかげでテレビ、新聞等で何度も取り上げられる注目度。
初場所はなんと11年ぶりの満員御礼だ。
朝青龍ヒール役作戦は大成功というわけだ。

ふざけた騒動を起こした朝青龍なんてとんでもないという、
彼に対して悪いイメージを持った人にも、
いやそうはいっても朝青龍は強いでしょうという、
良いイメージを持っている人にも、
双方どちらにも大相撲の注目度を高める結果となったのは疑いない。

しかい思えば騒動とその結末は実におかしな話だ。
騒動の根源は、巡業を休んでサッカーをやったこと。
親方の監督責任だの横綱の品格だの批判ばかりが目立つ中、
結局、横綱審議委員会を中心とした相撲関係者だけでは、
国民の納得のいく説明も処分もないまま、
ずるずるずるずる騒動だけが引っ張られ、
モンゴルに帰さないといいつつ帰国させ、
仮病疑惑もなんのその、
報道陣がバカみたいにモンゴルに殺到するも、ろくな報道もできず、
一体あの騒動は何だったのか、よくわからないまま、
いつのまにか初場所に朝青龍登場という結果になった。

ボクシングの亀田処分のあの迅速さを見ると、
いかに相撲界が「終わっているか」が明白になった騒動といえるだろう。
そんなどうしようもない相撲界だからこそ、
朝青龍のような存在が現れるのだ。
お前ら、わあわあ文句言ったって、
俺がいなきゃ相撲人気回復できないんだろうって、
朝青龍は思っているんじゃないのか。

朝青龍の品格を問題にしながら、
それを格好の世間の注目度を集める材料になると踏んだ相撲界が、
品格が問題なら辞めさせればいいものの、
辞めさせずにヒール役として彼を残せば、
人気低落の相撲に歯止めがかかると、
品格問題より儲かるかどうかを最優先した結果が、
朝青龍に対する煮え切らない処分となったのだろう。

そして初場所1戦目。
あきらかに以前とは違う弱さの感じられる、
あぶない朝青龍の初戦を、
「やっぱり強かった」と絶賛するアホなメディア。
初戦を見て「これはそのうちに朝青龍は負けるんじゃないか」
と思った人も多いはずだが、2戦目、見事に朝青龍は負けると、
今度は「弱かった」と騒ぐマスコミ。
朝青龍というヒール役のおいしいところは、
負けようが勝とうがニュースの注目度が上がるということだ。
朝青龍騒動が起こらなければ、
間違いなくこれほど相撲は注目されなかっただろう。

それにしても朝青龍騒動なんてどうでもいい問題を、
昨年からメディアはことあるごとに取り上げてきて、
その度に私はテレビのチャンネスを変えてきたんだけど、
相撲界で取り上げるべき重要なニュースが他にあったはずだ。
時津風部屋の力士・時太山(本名斎藤俊さん、当時17歳)が、
昨年6月のけいこ後に急死した問題だ。

これは朝青龍問題なんかとは比べ物にならない重要な問題だ。
立派な殺人事件で、しかもその殺人を助長させる環境を、
相撲界が自ら作り上げているのだから。
相撲界における犯罪体質という重大な問題が、
愛知県警含めて隠蔽されようとした、
二重三重におかしなことが行われていた重大問題が、
朝青龍騒動でかき消されるという、
おかしな状況が今も続いている。

けいこによって人を殺してもいいという、相撲界の体質を振り返らず、
朝青龍騒動という極めてヒール役がはっきりしている問題に、
国民の目線をそらせて相撲人気を回復しようといういやらしい戦略。
けいこ殺人体質が時津風部屋だけでなく、
他の部屋でも行われていなかったのか、
そういう報道がほとんどない。

初場所が終わって朝青龍がどのような結果になるかわからないけど、
朝青龍をヒール役にして満員御礼で喜んで、
日本社会にとって重大な殺人体質の相撲界問題を、
うやむやにすることだけは避けてもらいたいなと思う。


# by kasakoblog | 2008-01-17 00:32
2008年 01月 16日
新たな成功の方程式「無料公開」という手法~路上ライブを見て
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東京の日中の最高気温は5度―
1月14日祝日、私が度々紹介している絶賛バンド、
メリディアンローグの路上ライブがJR川崎駅そばミューザ川崎前で行われていた。
寒空の中、演奏する彼らの姿を見て、私は2つのことを感じた。

1:路上ライブなどの無料公開方式による活動というのが、今後、
どんな世界でも成功する1つのスタンダードな道になりうるのではないか
2:この寒空の中であっても路上ライブを行うっていうのは、まさに、
「才能とは持続する情熱」だなと。

昨年から事務所もつき、
ライブハウスでワンマンライブを行えば、
300人程度ならあっという間に集客できる彼らが、
寒風吹き荒れる寒空の中、路上ライブをやっている。
金をとれる彼らの音楽を無料で見せて、
かつ試聴用の無料CDも路上で配布している。

路上ライブって、漫画のフリーマガジンとか、
町で配っている試供品とか、無料体験講座みたいなもので、
将来自分たちのお客様になってもらえるかもしれない人たちに、
利用してもらえる貴重な営業的チャンスなわけで、
利用する側からしても、いきなりお金を払うのは、
その対価に見合ったものなのかどうか不安なわけだけど、
無料で一度体験できるというメリットがあるわけで、
路上ライブ的無料体験機会というのは、
双方にとってメリットがある、実に賢い方法なんだなとしみじみと思った。

最近、人気のアメリカ連続ドラマ「24」や「プリズンブレイク」とかが、
ドラマの1話目を無料DVDとして雑誌の付録につけたり、
他のドラマDVDのおまけとして入れたりしてる。
これ、すごい賢い方法だなと関心していた。
1話無料で提供して、おもしろいと思ってもらえれば、
あと残り20話近くはお金を払って見てもらえるからだ。
実に賢い営業戦略なのである。

ネット時代による無料公開発、新しいサクセスストーリーも生まれている。
文章や写真、音楽や動画などをネットを通じて無料公開することで、
たとえばそれを書籍化したケータイ小説が大ヒットしたり、
動画サイトで話題になったねこ鍋が写真集化されたり、
そういうことが今いっぱい起きているわけです。

まず無料で見てもらう。聴いてもらう。
そこでいいと思ってもらう人を多く獲得したものが、商業的成功を収めていく。
昨年、ウルフルズが全米iTunes USA ブルース・チャートにて6位を獲得するという、
快挙を成し遂げたわけだけど、
そのきっかけの一つとなったのがMySpaceでの試聴だったという。
ネットによる無料体験が、これまでの成功の階段とはまったく違う、
成功の方程式の一つとなりつつあるのだ。

そういう意味でネットではないけど、
路上ライブってアナログ的なネット無料公開みたいな、
音楽的成功をするための原点なんじゃないかなって思うわけです。

メリディアンローグがどこにでもある一バンドから、
多くのファンを獲得し、事務所がつくまでになった背景には、
音楽的才能以外に路上ライブを地道に積み重ねてきたことがある。

「バンドをはじめたばかりの段階で、
ライブハウスでお金をとり、知人だけ呼んでライブを何度やっても、
自分たちのファンを大きく広げることにはならない」

自分たちの音楽を多くの人に聴いてもらうためには何をすべきか。
自分たちが思い描く夢を実現するために何をすべきなのか。
彼らが出した答えが、ライブハウスで知人・友人をかき集めることではなく、
路上で不特定多数の人に聴かせることだった。
だから彼らはここまで集客する力を得て、
音楽的成功の階段を着実に昇ってきている。

もちろん、今のメリディアンローグは、
バンドをはじめた頃とは段階が違うので、
路上ライブをする意味は当初のそうした営業的意味合いから変わってきていて、
逆に路上ライブよりここぞというタイミングを選んで、
ライブハウスで意義あるライブを行う形にシフトしてきている。
でも月に一度、こうして自分たちの原点に立ち戻るために、
また、バンドスタイルではなく、
アコースティックでの演奏スタイルの可能性も追求するために、
この寒空の中、路上ライブをやっている姿を見ると、
自分の活動に置き換えて、彼らを見習わなきゃなと勇気付けられる。

才能とは持続する情熱である

そんな彼らの姿を見て、私の好きな言葉が思い浮かんだ。
彼らの情熱が、寒風を吹き飛ばし、路上で音楽を奏で続ける。
私もカメラマンとしてまたライターとして、外での撮影や取材が多いが、
寒い季節っていうのはやっぱり面倒だなとか思うこともある。
でも好きなことだったり、思い描く夢に近づく手段であるなら、
寒さなんか関係なく、嬉々として撮影に赴く自分もいる。

他人から「よくやるねえ」とか言われるんだけど、
好きなことだったり、夢の実現のための一歩だったりしたら、
とめられたってやめられない。
だから「才能とは持続する情熱」っていうのは、実に言い得て妙だなと。
成功する秘訣を見事に表している。

日本の将来が不安だとか未来が暗いだとかいう、
悟りを開いたかのように老成した若者が増えている。
でも果たしてそうだろうか?
ネットの出現によって、
コネだとか経歴だとか年齢だとかどこに住んでいるだとか、
そんなものはまったく関係のない、
可能性がひらける時代になった今、
将来不安だの格差社会だのワーキングプアなんていって、
自分を哀れんでいる場合じゃあない。

もし自分の夢や好きなことがあって、
それを商業ベースにしたいと考えているなら、
地道な無料営業活動というのをしてみたらどうだろうか。
ネットでできるものできないものもある。
音楽のようにネットでもできるし、
路上ライブというアナログ的方法が有効なものもある。

逆に、これだけネットが興隆した時代、
「ネットなんか低能」だとか「くずの情報ばかり」とか、
バカにしている未だに頭の固い輩は、
これからの新しい時代は、
生き残れないんじゃないかなと思ったりもする。

そんな意味で私もホームページを開設していて、
写真も文章も無料で誰でも見れるようにしている。
職業クリエイターの中には、金をもらうべき自分の作品を、
無料でしかも誰が見てるかもわからないネットで公開するなんて、
バカじゃないのかって思っている人も、時々いるんだけど、
それはよほどの大作家か巨匠カメラマンになったら吐く言葉であって、
むしろ視聴者が貴重な時間を割いていただき、
数あるホームページの中から、
自分の文章や写真を見ていただいていて感謝するくらいの、
発想の転換をしない限り、
ネット時代に生き残っていけないとも思ったりもする。

昨年、インタビューした坂本龍一絶賛アーティスト、
Oozeボーカル五阿弥瑠奈さんが成功の階段を歩み始めたのも、
入学式の日にフリーペーパーと一緒に、
無料CDを配布したことがきっかけだった。

そんなわけで何か表現したいことがあるなら、
ネットや路上ライブ、無料配布といった、
無料公開によるファン獲得というのを考えてみてはどうだろうか。

ちなみにメリディアンローグの次回の無料路上ライブは、
1/18(金)、JR川崎駅そばのラゾーナ川崎で行われますので、
お時間のある方はよかったら見に来てください。

・メリディアンローグ ~LAZONA Friday Music Night
日程:1月18日(金)
時間:(1)17:30~ (2)19:30~
場所:ラゾーナ川崎・ルーファ広場グランドステージ
交通:JR川崎駅改札出て左すぐ
http://www.lazona-kawasaki.com/info/event.shtml

・メリディアンローグ・ワンマンライブは3/2(日)表参道FABにて開催!
http://meridianrogue.com/

参考リンク
・音楽でメシを食う~ドラマー海保けんたろー(メリログ)インタビュー
http://www.kasako.com/sakuhin.files/kaihokentarou.html
・坂本龍一絶賛ボーカリスト・五阿弥瑠奈(Ooze)インタビュー
http://www.kasako.com/sakuhin.files/luna.html
Oozeのライブが1/20(日)下北沢で行われます。
http://www.ooze.x0.to/

ちなみにこのライブでは他のバンド含め、
東京少女のモデルとなっていただいている方が3人出演します。
・東京少女目次
http://www.kasako.com/modelfoto.html


# by kasakoblog | 2008-01-16 10:43 | 生き方
2008年 01月 15日
民営化郵政バッシングの謎
民営化した郵政バッシングのニュースが、
昨年からなぜか異様に増えている。
配送ミスだとか年賀状絡みとかで、
「いや別に民営化以前にも同様のミスはあったでしょ」
というようなことまで異常に批判するニュースを目にする。

「民営化したから郵政が悪くなった」、
と言いたいだけの一方的なニュースを、
ことさら取り上げる姿勢は、
圧倒的多数の国民が郵政民営化を
自民党大勝という形で示した民意に反し、
根強い郵政民営化反対論者の巻き返しなのか、
それとも民営化したばかりで混乱必死の郵政を、
批判することで注目を浴びたいだけなのか、
その真意はよくわからない。

民営化したことで年賀状離れに危機感を持った郵政が、
莫大な金をかけて広告し、
1月を過ぎても未だに年賀状を販売していることを、
批判するニュースがあったけど、
なぜこれを批判するのが意味がわからない。

もし郵政が民営化されていないなら、
公営企業のぶんざいで多額の広告費をかけ、
正月過ぎても年賀状売るなんて何事かという批判は、
正当なものだろう。

しかしもう民営化した。
郵政は競争で生き残るために、
一民間企業としてない知恵を絞って
あの手この手とやっているわけで、
別にそれがよかろうが悪かろうが、
法律に違反しない限り、
民間企業なんだから勝手にやらせておけばいいのだ。

なぜそれをわざわざニュースで取り上げ批判するのか。

どうも日本人の国民性の歪みというか、
民営化した郵政を目の敵にする一部の人間が、
メディアを使って異様に煽っているだけに過ぎないと思うのは、
私だけだろうか。


# by kasakoblog | 2008-01-15 10:44 | マスコミ
2008年 01月 14日
パラレルワールド・ラブストーリー
★★★★
2つの世界が入り組む実におもしろい作品!
特に「LASTSCENE」の問題提起は実に興味深い。

もし記憶を改編できる装置があったら・・・

悪い記憶を背負って生きるべきなのか、
悪い記憶を持ち続けることがいいことなのか。

近未来に科学の進歩によって、
もし記憶の改編が可能になったら、あなたはどうするか?
そのような意味でも実におもしろい小説だった。

・Amazon


# by kasakoblog | 2008-01-14 10:49 | 書評・映画評
2008年 01月 14日
虚像の砦
★★★★
超おもしろ小説「ハゲタカ」を書いた著者の本ということで、かなり期待した。
残念ながらハゲタカほどのおもしろさはないが、期待は裏切らない作品。
テレビ局ー広告代理店ー政治家ー官僚による、
情報操作と権力闘争が見事に描かれていて興味深い。

ただ題材とされているのがイラクで日本人3人が捕まった事件で、
政府が自衛隊派兵の責任を逃れるために、
被害者に自己責任論を押し付けたというくだりは、
違和感を覚えてしまうが、
まあそれはそれとして、権力や情報操作に負けず、
テレビの力を使って世の中をよくしていこうという、
2人のディレクターを描いている話はなかなかおもしろかった。

・Amazon


# by kasakoblog | 2008-01-14 10:47 | 書評・映画評
2008年 01月 14日
ウルトラ・ダラー
★★★★
北朝鮮製偽ドル札をめぐる、国際問題ミステリー。
日本通のイギリス人情報員の主人公を中心に、
国際情勢をめぐり、様々な立場の人間が、
それぞれの利害をもとにうごめくストーリーは、
今の国際情勢に通ずるところがあり、実におもしろい。

全体的にストーリーから脱線したどうでもいい話が多いため、
ややテンポに欠けるとはいえ、
中盤から終盤にかけての物語の盛り上がりは目が離せない。

単なる偽札づくりにとどまらず、
思わぬ問題に広がっていくところなんかは、実にリアルな小説。
読んで損はない本だと思います。

・Amazon


# by kasakoblog | 2008-01-14 10:46 | 書評・映画評