2002年 02月 07日
道路の歩き方を学校で教えろ!
ほんと日本は歩き方のわからん人間が多くて困る。
いつのまにか「車中心社会」になってしまった日本では、歩道が異常に狭い。
大概、2~3人通れるのが精一杯。
ということは、逆方向に歩く人も考えると、歩道は一方向一人までとなる。

にもかかわらず、この狭い歩道を目一杯2、3人で横に並んで歩くバカどもが絶えない。
後ろはつかえる。反対方向から歩く人が来てもどこうとしない。
僕なんかはもう10m手前で「おまえら邪魔だ」視線を送っているにもかかわらず、
ほんと直前になってもよけようとしない。
しかもこれが子供ならわかるが、以外にサラリーマンが多かったりするから、ほんとたちが悪い。
この「Gメン歩き」は法的に禁止すべきであり、厳しく罰した方がよい。
道路交通法違反で逮捕せなあかん。

あとはこの狭い歩道のど真中を一人でゆっくりと歩くバカがいる。
どちらも通れない。後ろから抜かすに抜かせない。
こういう周囲を考えない、自己中心的な歩き方をする人間が多い。
特にたくさんの荷物を抱えたおばさんが多く、仕方がないから無理やり狭い片側を抜かそうとして荷物に当たると、
「何、荷物にぶつかってんのよ、あんた」とものすごい形相でにらむから、たちがわるい。
「あんたがどまんなか歩いてるからだろうが、ドアモ!」と僕もすごい形相でにらみ返すわけである。
この「殿様歩き」も法的に禁止すべきであり、厳しく罰した方がよい。
道路交通法違反で逮捕せなあかん。

3人しか歩けない歩道。
右側に、僕とは反対方向にちんたら歩いている2人組の女の子。
僕は左を歩いていると、すれ違いざまにその女の子を抜かそうと、こちら側の進行方向に侵入してきたおっさんとぶつかった。
悪いのはこのちんたら歩いている2人組の女の子であり、次に悪いのは、反対車線に侵入してきたおっさんであるが、
そのおっさんは僕に文句を言ってきた。

この時、僕は「ぷちっ」と切れ、争い事を好まぬ平和裏解決温厚主義モードから、
インド客引き撃退モードに変身する(またの名を取り立てモード)。
「おい、何やってんだよ、いてえな」とおっさんが言う。
「何さらしとんじゃ、われ、よう見てあるかんかい、このボケが!」
僕のまじめでおとなしそうな外見をみてケンカを吹っかけてきたのだろうが、
それとは裏腹の僕のぶち切れモードにおっさん、かなり引き気味だ。

それでももしおっさんがかかってくるなら、こちらも容赦なく正当防衛で、
三沢光晴の必殺技・回転エルボーをくらわそうと、待ち構える。
歩き方のしらんやつに、思い知らせてやるいいチャンスだ。
僕は怒りと同時に、ここでそのうっぷんを晴らせることに顔がニヤついていたのかもしれない。
獲物がめぐってきて殺気に満ちていたのだろう。

そんな僕の様子を見て、おっさんは結局何も言い返せずにあわてて去っていった。
「畜生!やるんだったらかかってこい。でなけりゃ、いきがってぶつかるんじゃねえ。
正しい歩き方覚えてかかってきやがれ!道路交通法違反で即刻回転エルボーの刑に処すぞ」

インドにいると性格の悪くなっていく自分を感じていたが、それはどうも日本でもたいして変わりはないらしい。
小学校の低学年のうちに『狭い日本の正しい歩き方』を必修科目にした方がいい。


# by kasakoblog | 2002-02-07 12:47 | 一般
2002年 02月 07日
田中真紀子の底の浅さ
田中真紀子更迭問題がくすぶり続ける日本政治。
真相を解明して鈴木宗男や野上事務次官にもっと厳しい措置にすべきだとは思うが、
田中真紀子の実力もたいしたことはないなという感じを最近受ける。

もちろん他のくず政治家よりはましだが、はったりがあるだけであまり能力はない。
威勢がよくはっきり物を言うだけで駆け引きをしらない。
他人を攻撃することは容赦なくするが、自分が攻撃されると非常に弱い。
ヒステリックになる。
あれは野党の野次馬として威力はあっても、政権を担う閣僚としては器が足りない気がする。

いまだに田中真紀子の人気が高いのが不思議でならない。
本当に外務省改革をしたいなら、大臣を降りてからも新外相に協力すべき。
にもかかわらず、自分が更迭されたことを逆恨みして、政権批判だけにとどまり、
新外相に協力しない。

こういってはなんだが、あれは女のヒステリーだな。
小泉首相はそこを見ぬいて辞めさせたのだろう。
自分が辞めさせられたことで、腐って改革の足を引っ張る野次馬となった田中氏に、
将来田中首相なんて考えられないし、田中新党なんて作っても無意味だと思う。

ただそんなことはある程度わかっていたことだ。
小泉内閣発足当時、なんとしてでも国民の支持を得るために田中氏を外相に起用したのだろうが、
正直、官房長官なら適任だが、外相はどうかな?と疑問に感じていた。
そのはじめの判断ミスが、これまで尾を引いた原因となっているのだろう。

田中真紀子は大臣の器でも首相の器でもない。
自分の私怨で政治を空転させてはならない。


# by kasakoblog | 2002-02-07 12:46 | 政治
2002年 02月 06日
海岸列車
絡み合う人間関係と様々な展開に引き込まれた。
節々に見られる作者の思想が、登場人物を使って語られていく。
「海岸列車」という一つの象徴的なからくりを使って、
「生と死」を感じた人々が、懸命になって、それぞれの舞台で活躍していく。
人間は常に死と隣り合わせに生きている。
それに気づくからこそ、精一杯生きられる。BR> 会社の盛衰、死によるそれぞれの人生の急展開。
実におもしろかった。

ただ結末が納得いかない。宮本輝は書きすぎるのだ。
ああここでこの物語も終わったなというところでやめておけばいいのに、
終わり時を逸して書きすぎてしまうから不満が残る。

ちなみにあまりおもしろくなかった宮本輝作品「海辺の扉」「オレンジの壺」「螢川」も書評にアップしています。


# by kasakoblog | 2002-02-06 12:50 | 書評・映画評
2002年 02月 06日
愉楽の園
実におもしろかった。
バンコクという舞台がとても生き生きとして描かれ、
「一体どうなってしまうのか」という展開力がピカ一の作品。

しかし残念なのは結末。
恵子が結婚する相手をタイ人にするか日本人にするかで迷った挙句、
「一瞬」でタイ人に決断を下してしまうのがあまりに解せなかった。
まあそれでもここで小説は終わるべきだったのに、
実にひどいのが、その後の10日間の結婚生活で、
あっという間にタイ人に違和感を覚え、日本に帰って日本人と結婚することにしようとする結末である。
上下巻ずっとこれまでおもしろかったのに、最後の余計な数行の書き足しのために、
すべてが台無しになってしまう。
とはいうもののそれがなければ全体的にはすごくおもしろかった。
日本ではなく外国を舞台にしたことも、話の臨場感を出していた。


# by kasakoblog | 2002-02-06 12:49 | 書評・映画評
2002年 02月 06日
ドナウの旅人
上下巻、約800ページにわたる長編を、僕は先がどうなるか知りたいあまりに、
あっという間に読んでしまったという事実は、かなり高い評価をしなくてはならないと思う。
本で一番大切なのは、「先を読み進めたい」と読者に思わせることだと思うからだ。

ドナウに沿って旅をするという一つの仕掛けにそって、
2組の異色のカップルが、様々な登場人物に出会ったり、
様々な出来事に巻きこまれながら旅をしていく。
残念ながらこの本を読んで「ドナウに沿って旅をしたい」と思えなかったのは、
正直、物語の中心的話題とは何の関連性のなかったことと、
東欧・共産圏のマイナスイメージばかりが目立っていたからのように思える。

あちこちの話の設定の無理があるが、まあそれをいちいち問うていたら、
小説が成立しなくなってしまうので、それは気にせずに読み進めればおもしろいだろう。
またこの小説の主たるテーマである「男と女」ということ以外に、
「共産主義とは何か」というテーマが度々出てくるが、それは余計だと思う。
とはいえこれが書かれた時代がソ連崩壊の前、1985年であることを考えれば、
それもいたし方ないのかもしれない。

ぜひ読んで欲しい本ではあるが、結末はあまり納得のいくものではない。
これから読む人のために結末はいわないが、
なぜあんな結末にする必要があったのかは非常に疑問だが、
まあそれまでがおもしろかったのでよしとしなくてはならないかな。
宮本輝は結末を無理やりつけようとする傾向があり、
他の小説のように汚い手とはいえ、結末は濁した方がいいのではないかと思える。

すごく考えさせられるというほど深くはないが、
暇なときに本を読むというエンターテインメントとしては素晴らしい作品のように思う。
久しぶりにおもしろい本に出会ったというのが率直な感想だ。
ぜひ読んで見て欲しい。


# by kasakoblog | 2002-02-06 12:48 | 書評・映画評
2002年 02月 05日
支持率急落?
どうも、最近のマスコミ報道姿勢はおかしい。
田中外相を辞任させたことで、小泉首相の支持率が急落したと煽りたてた報道をしている。
いまだに支持率が50%以上もあるのだから、落ちたとはいえ、たいした影響はない。
「急落」「急落」と騒ぎ立ててマスコミが小泉降ろしをしたところで一体何になろうか?
小泉首相を辞めさせることが目的なのか?
この厳しい状況の中で、圧倒的な支持率を誇る小泉首相だから、この程度の混乱で済んでいるのであって、
これがもし前首相の森君や、どうしようもない旧来政治家(たとえば宮沢君や中曽根君など)では、
政治的混乱はこんなものではすまないだろう。
そんなアホな政治家に首相をしたいのか?マスコミは。

マスコミがネタにするのは、記事が作りやすいからだろう。
50%以上の支持がある首相の支持率急落をでかでか報道する前に、
鈴木宗男議員の外務省へ圧力をかけたこれまでの悪行を暴き立てるなり、
その他、各省庁に対して圧力をかけている政治家一覧を公表するなり、
そういったことに力を入れた報道をすべきではないだろうか。

しょうもない報道しかしないから、マスコミは政治家にバカにされ、
余計真実がわからなくなってしまうのだろう。
マスコミの過剰な小泉ニュースの取り上げ方は、
国民から圧倒的な人気を誇る小泉首相への妬みとしかいいようがない。
腐っているのは政治家だけでなく、マスコミも腐っているから、
ほんとこの国は救いようないなと思わざるを得ない。

鈴木宗男のにやけ顔を見ていると、
いずれ2・26事件や血盟団事件のような、一人一殺主義や国会占拠しクーデターというような、
過激な思想を持った政治団体がいつ現れてもおかしくはない。


# by kasakoblog | 2002-02-05 12:52 | マスコミ
2002年 02月 04日
アパート探しの最近事情
アパートは借りる人間が選ぶのであって、貸す人間が選ぶのではない。
そんな僕の「常識」が揺らいだ出来事があった。

いとこの一人暮らし物件探しに高円寺の不動産屋をまわった。
高円寺駅から歩いて10分。うちからも歩いて2分ほどのところ。
51000円で、ユニットバス付4畳半のごぎれいな部屋を発見した。
高円寺駅から徒歩圏でユニットバス付ワンルームというと、まず7万円はする。
それ以外は5万円以下で風呂無し物件やトイレ共同になってしまい、
5~7万円の間で手頃な物件が少ないのだ。
これは実にいい。
狭いだけが難点だが、荷物の少ない人なら何ら問題はない。
僕も荷物が少なかったら、45000円で風呂無しより、
場所がほぼ同じでユニットバス付のこの物件に引っ越したいと思ったほどだ。

不動産の仲介屋にこの物件に決めますといったものの、いざこの物件を管理している不動産屋に電話したら、
「大学生でないと絶対にだめだ」と思わぬ返答が帰ってきた。いとこは4月から専門学生だった。
仲介屋が電話で粘りに粘って、専門学生とはいえ、きちんとした人でまじめそうな人だから、
とにかく会ってみてくれという話になり、物件に入るための「面接」に赴くことになった。

高円寺の物件で高円寺の仲介屋だが、管理会社は西武新宿線の井荻駅にあるということで、
そこまでいとこと僕で出掛けていった。
その不動産屋は仲介屋ではないので、看板などもなく、ビルの4階の一室にあった。
入ると、昔かたぎの50才前後のおやじがいた。

「おお、2人で来たのか」
面接に僕がついていくことはかえってマイナスになるかもしれないとも思ったが、
やはりその懸念が的中してしまったのか。
「いやあ、18歳の高校生が静岡から一人で探しにきたんかと思って、心配してたんや。
普通地方から探しに来る奴は親がついてくるやろ。
だから断ろうかと思っただが、なるほどこっちに住んでる勤め人にいとこがついてるんやったら、
話はまた違ってくるな。この人連れてきたことはプラスやで」と言われてまず一安心。
僕が51000円のアパートを借りるための面接試験に同行したのは吉と出たようだった。

「うちは大学生だけいうてるけど、専門学生だろうが社会人だろうが、目的意識を持った人間なら誰でもいいんや。
遊び半分で大学入って、一人暮らしする奴はろくなのおらん。
友達呼んで酒飲んで遅くまで騒いで他のアパートの住人に迷惑かける。
だからな、しっかりした目的を持った人だけに入ってもらいたいんや。で、あんたはどこの専門学校にいくんや?」
「デザインの学校です」
「そこでどんなことしたいんや?」
「絵を描きたいんでイラストの勉強をしたいと思っているんです」
「そうか、そうか。じゃあ高校で勉強できなくて仕方がないから専門行くっていうわけではなさそうやな。
髪も茶色だの金色だの緑色なんじゃないし」
なんとか好印象を与えているようだった。

「この物件はなあ、高円寺では格安物件や。
ちゃんとユニットバス付いてて狭くても51000円なんてどこにもないんやで。
だからな、別にうちは焦って誰でもいいから適当な人間入れるつもりはないんや。
そんないい加減なことしてたら、他の住人に迷惑やろ。
こんな厳しいこという不動産屋は珍しいかもしれんが、
適当に入れてるところは、どんな奴が入ってくるか知れたもんじゃないで。
だから、うちのアパートに入ったらまず安心や。
俺がしっかりこうやって一人一人見てるから、夜騒いだり、非常識なことするやつはおらんで」

「それとな、この物件は安いからあちこちから問い合わせがくるんや。
あちこちの不動産屋がおとり広告に使いたいってうるさいんや。
もうこの物件の入居者はいっぱいなのに、この物件を扱ってますって広告うって、人を集めるんや。
そうして来た客に「あ、これ昨日決まっちゃったんですよ。ということで、こちらはどうですか?」
いうて7万円のを紹介するんや。もうそんな問い合わせばっかやで。
いちよ実在してる物件やから嘘ではないんや。
でもうちはおとり広告に使われたくないから、そういうのは一切断ってるんや。
まあそのぐらいいい物件いうことや」

「広告や雑誌はいい加減といってもまだ規制があるからいいけどな、インターネットなんておとり広告だらけやで。
実在しない物件を載せて、客を釣って来店させて他の高い物件紹介するなんてざらやで。
なんせインターネットには規制がないからなあ、やりたい放題やで」
「ほんと仲介屋はいい加減やからな。どんな客でも決めてしまって手数料もらいたいから、
必ずまじめですなんていうけど、平気で家賃滞納する奴や夜騒ぐ奴を連れてくるんやからなあ。
うちは管理会社やから、借りた後も関係は続いてくんや。だからしっかり客を選んで決めてるんや。
とりあえず客決めてもあとでトラブルになるのは勘弁やからな。
まあそこが仲介屋のスタンスと管理会社のスタンスの違いや」

そんな話を延々2時間。ためになることもあったが、ちょっと長かったかな。
結局まじめな人柄と付いてきた僕もまじめそうだからということで、アパートを借りるための面接に無事通った。
こんなに苦労してアパートを借りるのははじめての体験だが、
世の中不景気となり、平気で家賃を踏み倒すやからも多いし、社会が殺伐として非常識な人間が多いこともあって、
管理会社も客を早く決めたいのはやまやまなのだろうが、こうして厳しくなっているところも多いのだろう。

間に入って何もしない仲介屋は、手数料稼ぎのために、客を騙し、大家を騙し、管理会社を騙し、
やばそうになったら、場所変え、社名を変え、また荒稼ぎする。
客にも変な人間が多い。
あちこちの物件を借りるふりしてドタキャンしたり、ドタキャンする連絡すらしなかったり、
家賃の滞納も平気でする。
だから不動産屋も慎重にならざるを得ないし、客に対して厳しいことを言わざるを得ないのだろう。

金儲けのために、人が人を信用できない時代。
嫌な時代になったものだ。
※後日談:面接には通ったものの、事情があってこの物件は断ることにしました。


# by kasakoblog | 2002-02-04 12:55 | 一般
2002年 02月 04日
アメリカたびばな「職のカースト」
日本から12時間で、ロサンジェルス空港に到着。
ロスでメキシコ行きの飛行機に乗りかえる。その間、3時間。
僕はロス空港を歩いてまず思ったのは、アメリカには実に雑多な人種がいること。
そしてもう一つ感じたことは、「職のカースト」が存在することである。

よくインドに行った旅行者がインドのカースト制度を批判する。
確固たる職能身分制度だからだろう。
しかし自由と平等を標榜する「民主主義国家」アメリカにも、
れっきとした職のカースト制度が存在することを、降り立って30分程度でわかってしまう。

空港にいる警備員や交通整理員は100%黒人。
空港の受付にいるのは100%白人。
これほど人の色で職業が分断されていると、インドのカースト制度よりはるかにわかりやすい。

アメリカは残念ながら不平等国家だった。
やっぱり未だに黒人と白人という差別があるのだなと感じさせられた。
そんなことはなんとなくニュースなどで伝え聞いて頭ではわかっていたのだろうが、
その国を目の当たりにして、これほどまではと思わなかった。

情報氾濫社会だからこそ、自分で行って見て聞いて、肌で感じたことを大切にしたい。


# by kasakoblog | 2002-02-04 12:53 | 旅行記
2002年 02月 03日
東京ディズニーシーの評価
今、話題のディズニーシーについ先日行ってみた。
雑誌やテレビでは広告収入の関係上、絶対に悪くは言わない。
「本当におもしろいのだろうか?」
テレビで映画批評を容赦なくする井筒監督のように、
つぶやきかさこは何事も特別扱いすることなく、容赦なく批評します。

普通のテーマパークや遊園地<ディズニーシー<ディズニーランド

これが僕の評価である。
一言で言うなら、あまり期待しすぎない方がいい。
ものは試しで一度行くぐらいはいいだろうが、超混んでいる今、5500円も払っていくほどの価値は正直ないかなあ。

<ファストパスは混雑解消の決定打になりえなかった>
行ったのは、平日、木曜日。
休前日でもなく学生が休みの時期でもないのに、人気アトラクションは1時間半待ち。普通のものでも30分はざら。
期待したのは、ディズニーランドの大混雑をなくすために考えられたファストパスだが、
(あらかじめチケットをとっておけば、並ばずにアトラクションに乗れるという活気的なシステム)
3ヶ所しかないというのにまず失望。
さらに朝一番で1つファストパスを乗ったら、すぐに別のファストパスは取れない。
しかも午後になって別のファストパスを取ろうとしたら、もうすでに発券終了になってしまった。
結局は長時間並ばざるを得ない。

<アトラクションのおもしろさはランドの方がはるかに上>
長時間並ぶほどの価値のあるアトラクションは残念ながらシーには少ない。
唯一おもしろかったのは、インディージョーンズ・アドベンチャーぐらいだろろか。
ただ「早い」「落ちる」「恐い」ではなく、急にスピードを上げたり下げたり、乗り物の動きをがたがたさせたり、
真っ暗闇の中を走ったりと、工夫があっておもしろかった。

それ以外は、アトラクションに目新しさはなく、工夫もなく、はっきりいって子供だましが多い。
たとえば、人気アトラクションの一つ、ストームライダー。
3D体験型シアターという奴。
観客は「動く映画館」に座らされ、宇宙船や飛行船に乗っているような映像を見せられ、
さもそれに乗っているかのように、映画館自体が動く仕組み。
はっきりいってこの手のアトラクションは、都心の狭い土地でも楽しめるアトラクションであって、
広大な敷地のあるディズニーにはもったいない。
しかもシーというテーマ性とは何の関係もない。
せっかく敷地を水路で覆ったのに、その立地利点を何も生かしていない。
ちなみにランドよりアトラクションは圧倒的に少ない。

<テーマ性のなさ>
酒類販売をして、ランドと比べて「大人のリゾート」などと言われているが、
中身はランドよりさらに子供向けといった印象を受ける。
子供を連れてきたらさぞ喜ぶだろうと思う。
7つのエリアの中で、イタリアのベニス、アメリカ・ニューヨーク、メキシコ、中近東と、
4つも実在する国を模したものが存在している。

ディズニーのおもしろさとは、ディズニーキャラクターやディズニー映画をもとにした、
他のテーマパークにはありえない、キャラクター世界のファンタジー性の具現化にあるわけだが、
それを実在の国にしてしまうのでは、東武ワールドスクエア-にアトラクションを加えただけのものでしかありえない。
大人はイタリアやアメリカに行ったことがある人は腐るほどいるだろうし、
そんな人がわざわざディズニーシーに来て、ベネチアを模したボートに乗りたくはないだろうし、
たとえ行っていなくても、テレビや雑誌で腐るほど、本物のすごさ(時にはマスコミを通しているだけに、本物以上に)を、
見なれてしまった大人が、ちゃっちい世界のミニュチアールを楽しむかは非常に疑問だ。
「ディズニー」「シー」という2つの軸でのテーマ性の徹底性に欠けるのだ。

イタリアエリアでは、ねずみグッズを売るみやげ店で「ボナセーラ」「グラッツエ」と、
無理にイタリア語を言われてもあまりピンとこない。
世界各国をテーマにしたテーマパークというわけではないし、
かといってディズニーの世界で埋め尽くされているわけではないし。
ディズニーランドの目玉パレードにかわるショーも、
ディズニーをテーマにしているのか、海や世界をテーマにしているのか、非常に中途半端。
テーマ性の弱さが非常に目立って残念だった。

<結論>
他のテーマパークとは違って、ディズニーという独特の世界が生かされている部分もあり、
世界各国を舞台にしたテーマパークとしても精巧に作られているので、
もちろん他のテーマパークに比べればはるかにおもしろいが、何回も行きたい場所では残念ながらない。
一度か二度行けば十分。

テーマパークにリピーターを呼べるような魅力がない限り、
もしディズニーランドと隣接していなければ、ことごとく潰れているテーマパークと同じ運命を辿るだろう。
ディズニーシーだけに5500円払うのは1回限りで十分。

そう考えるとディズニーランドはすごい。
今は目新しさでシーに流れているが、何度も行きたいと思えるのはディズニーランドだ。
新しいアトラクションが増えたとはいえ、
開園当初から種も仕掛けも変わっていないアトラクションが多数あるにもかかわらず、
なぜかまたそれに乗ってしまう不思議な魅力がある。

<シーが生き残るためには>
ディズニーランドとディズニーシーを合体させ、一つのテーマパークにすべき。
両方共通のパスポートで、せいぜい6000円ぐらいにとどめるべき。
そうすれば最強なテーマパークができあがるだろう。

<余談1>
シー開業に先立ち1年も前につぶやきかさこで連載された、シー開発秘話物語・ 作家先生の大冒険に登場する
かさごんとくらげんが、シーの海底王国、マーメイドラグーンに銅像となって残されていた。
ぜひご覧いただきたい。

<余談2>
あのみやげものに群がる神経がわからない。
この光景を見るたびに、日本はやれ不景気だ大失業時代だ、リストラだ経済成長率がマイナスだなんだいっているが、
ねずみのマークがついただけのお菓子やグッズを袋一杯に買いあさる余裕があるうちは、
まあ当分、日本経済は大丈夫だろう。
本当に不景気ならあんなものに無駄使いする余裕はないはずだから。


# by kasakoblog | 2002-02-03 12:56 | 旅行記
2002年 01月 30日
厳罰に処せ!
<1>
ホームレスが中学生によって殺された。 その事件を聞いたとき、僕には一つの構図が浮かんだ。
これまでもホームレスに対する暴行が各地であったように、強い者(学校、政治家、官僚、親)に対して、
受験受験で押さえつけられた中学生が、そのはけ口に、弱いものいじめをしてそのうっぷんをはらす。
強い者、権威ある者に対しては「いい子ちゃん」を演出し、影でそのストレスを一挙に解消する。
そんな事件かと思った。

もしそんな事件なら、確かに社会は病だが、そんなことは以前からも起きていることであって、事件に新しさはない。
しかしこの原因を聞いて驚いた。
図書館で注意をしたから彼を狙い殺したのだ。
つまりホームレス目当てだったわけではなく、たまたまつけていったらホームレスだったということだけなのだ。

これはまたえらいことになったと思った。
大人が子供に注意ができない時代。若者のマナーの悪さを指摘したら逆ギレされて殺される。
世も末だなと思う。ほんとどうしようもない社会になってしまったなと思う。
成人式での沖縄の暴動などが取り沙汰されていたが、一部とはいえ若者の目に余る行動には飽きれかえってしまう。

もちろん中坊だろうが未成年だろうが、厳罰に処すべきである。ホームレスを殺した中学生は全員殺人罪だ。
「まさか死ぬとは思わなかった」と許してくださいと泣いている場合じゃない。
殺したからには場合によっては死刑にしても構わないと思う。

それはさておき、大切なことはこのような行動をなぜ起こしてしまうか? という根本原因を探らねばならない。
一つ言えることは、相当若者にフラストレーションがたまっているということだ。
もちろん思春期にはどの時代の若者も多かれ少なかれストレスをためているのだろうが、今の時代は深刻だと思う。

彼らは未来に大いなる不安を抱いている。
政治家・官僚の一向になくならない腐敗、虚言、汚職、雪印に代表される日本企業の信じられないほどの倫理観のなさ、
度重なる増税(近いうちに消費税アップの話が出るに違いない)、
にもかかわらず、自分たちには年金ももらえなければ、職もまともにありつけない。
挙句の果てにしょうもないウルトラクイズ的超暗記入試のためのくだらん勉強ばかりで、少しも身になる勉強はない。

そういった大人社会への不満のはけ口が若者にはない。
フラストレーションをためた若者が、唯一大人社会にその不満をアピールできる場が、成人式だったのだろう。
でも事態は深刻だ。 逆ギレして注意した人間を殺してしまう。
しかも塾帰り。 大人は一体何を子供に教えてんだ?
塾に行かせる暇があったら、人間として基本的なことをまず教えるべきではないか?

うんざりするのはこの手のニュースが発生すると、
事件を起こした校長が全責任を追っているかのように、マスコミの前で謝罪すること。
はっきりいって校長なんてあんまり関係ない。校長なんて生徒ともっともかかわりのうすい存在だ。
担任であるとか、親であるとか、 もちろん捕まった本人であるとか、そういった人間に向けて責任を問うべきであって、
校長に指導が悪かったと責めたところでたいした解決にはならない。

子供は大人の鏡、子供は社会の鏡
腐敗した社会には腐敗した子供が育つのは当たり前のこと。

<2>
日本を代表する企業が、外国産を国産にすりかえていたり、一政治家が外務省に圧力をかけて気に食わないNGOの出席を辞めさせる。
そんなバカらしいことしている大人社会に育った子供たちだからこそ、あんな事件を起こしてしまうのだ。
どうすればいいか?
厳罰に処せ!
罪を犯した人間は中学生だろうが大企業だろうが政治家だろうが。

なぜあんなひどいことをやっていた雪印が営業自粛なんだ?
雪印は狂牛病対策のための全費用負担し、違った商品を買わせた消費者に、関係者の給与からお詫び金を出させ、
その上で、雪印は食料品の販売許可を取り消すとかしないとだめだろう。

圧力をかけた鈴木宗男とその決定を下した外務省。
裸一貫で放りだして、アフガニスタンの地雷除去をやらせたらいい。

中学生だろうが人殺しは死刑に処せ!
その代わり、中学生にも選挙権を持たせろ!
厳罰に処する代わりに、自らが政治を行う参政権も認めろ。それが責任というものだろう。
未成年という盾に守られず厳罰に処せられるのだから、選挙権を持って当然だろう。

そして何より教育改革。
今、文部省がやっている小手先の改革ではなく、根本的に教えるということを考え直さなくてはならない。
一番簡単なのは大学入試をなくすこと。 誰もが好きな大学に入れる。
その代わり、勉強しなければ即刻退学になる。そうすれば誰も好き好んで大学なぞに行かなくなるだろう。
有名大学ほど卒業や単位を取るのが難しければ、 ちょうどいいんじゃないか?


# by kasakoblog | 2002-01-30 00:34 | 一般